【にじいろカルテ】第5話の感想・ネタバレ/"普通"に葛藤する太陽、普通が一番いいのに

にじいろカルテ第5話 感想 ※ネタバレ注意

太陽の気持ちも、わからないでもないけれど、辛いことや大変なことは、ない方がいいですよね。いい子と言われ続けて、問題ないと言われてきて、ずっと心に引っかかっていたのですね。

テレビ局のスタッフのケガに気づいて、破傷風の心配があるからと予防注射、村の宣伝をしてくれたから、費用は村が負担するなど、すべて太陽が指示したようなものでした。こんなに若くて、そこまで判断できる人はなかなかいないのかもしれません。普通ではないです。

真空に、朔や嵐に似てきたと言い、なじんできたのかなっていうところもいいですね。

人に言えない辛い出来事の上の朔の行動だとしたら、どう接していいかわからないという太陽。自分には何もないからちょっとうらやましいって、本当につらい思いをした人が言われたら、怒るかもしれないですね。うらやましいなんて言ってはいけません。

私は最初、ちょっと違うことを思いました。東日本大震災で津波被害の大きな地域に住んでいる私ですが、全く被害はありません。なんだか、申し訳ないような気持になってしまうのです。太陽も自分だけ辛い事情がないことが申し訳ないような気がするのかと思ったら、そうじゃなかったのですね。

かわいそうな人と思われたくないから、気を使われるのが嫌だからと、過去の話をする朔。妻の沙織、太陽には見えていたのでしょうか。真空は見えていないようです。

幸せなこともたくさんあった人生なのに、最後がかわいそうな死に方したから、かわいそうな人生にされてしまうことが嫌だという気持ちは、本当でしょう。人生のほとんどはしあわせだったと、勝手な物語に当てはめてしまうのは許せないというのもわかる気がします。

後悔していないという朔の言葉は、嘘ですね。村に来た時の様子はそうではなかったですよね。前回の「患者の大丈夫は信用するな」という言葉にそのことが現れている気がします。2人に心配けないため、明るい自分が本当の自分なのだと伝えたかったのでしょう。

太陽も真空も、そこはわかっていますね。楽にさせたくて話したのに、太陽がつらそうなのを気にしている朔。太陽がもやもやしているのは、半分は別の理由だと思うという真空。話したことで余計辛くしたのかと心配している朔です。

じじーずの次郎さん、もう自分は死んじゃっているじゃないかと思う時があるといいます。幽体離脱で魂だけが動いているからのではないかと。それぐらい人に気づかれないというのですね。笑いに変えてしまいましたが、これは辛いですね。

先日取材されたテレビを見るためにみんな集まっています、太陽がケガを見つけた人から、お礼にシャンパンが届きました、かかりつけの医師から、「その人は命の恩人」だと言われたというのです。

太陽は酔っぱらって、自分は優秀な普通で個性がないと荒れています。オール4で、悪くない。印象に残らない。村の人たちもみんな何かドラマ的なものを何か抱えているのに、自分だけない。ない方がいいと言われるけど、それも上から言われているように感じています。

雪乃の夫・晴信も、もともとそっち側の人間だからわかると言います。妻が認知症になったことで、抱えるものができたけど、もともとは確かに普通な感じです。人はいつ何が起こるかわからないのだから、普通でいいのに、と思います。

嵐、氷月、雪乃の3人が太陽を囲んでいます。なかなか本題に入りません。村の放送で、村人たちの自己紹介の放送を始めることになったけど、初回を太陽にお願いしたいというのです。3人のお姉さんに言われたら断れないですね。

太陽は酔っぱらって言ったことは覚えていないようです。マイナスなことを言った自分を元気づけようとしてくれていると、察しています。

屈折は誰にでもあるけど、曲がりすぎだから、自分で戻せという朔です。

放送が始まりました。面白くない、普通、だと言いながら、一曲聴いてほしいと高校時代に作った曲を流したら、「俺以外みんな死ね」というゴリゴリのパンクロック。本当に屈折していたのですね。村の人たちの反応が面白いです。真空はどこが普通なのかって笑っています。

普通でいいじゃないかっていうメッセージですね。普通だと思っていても、だんだん、それぞれの個性がだんだん出ていきます。普通にも、いろんな普通があります。

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