【監察医 朝顔2】見逃し配信・無料動画まとめました(月9)

監察医の主人公・朝顔(上野樹里)と刑事の父・平(時任三郎)が、解剖と捜査の両側から事件に向き合い、被害者と家族の心に寄り添うヒューマンドラマ。

単なる刑事ドラマにはない、細かく丁寧な家族の描写が特徴的です。

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監察医 朝顔2あらすじ・感想

※ネタバレを含みます。まだ見てない人は気をつけてくださいね。

放送日:2020.11.2/視聴率:13.8%

あらすじ

万木朝顔(上野樹里)は、神奈川県にある興雲大学法医学教室に勤める法医学者。野毛山署強行犯係の刑事である父親の平(時任三郎)、夫で、平の元部下だった神奈川県警捜査一課の刑事・桑原真也(風間俊介)、そして5歳になる娘のつぐみ(加藤柚凪)と一家四人、笑顔が絶えない幸せな日々を送っている。ある朝、朝顔たちが朝食をとりながら話をしていると、ふいにつぐみが「弟が欲しい」と言い出す。気まずい空気の中、仕事に出かける平と桑原……。

朝顔もつぐみを保育園に送り届けると、いつものように興雲大学へと向かった。するとその途中で朝顔は、立体歩道橋で発生した群衆雪崩の事故現場に遭遇する。大きなイベントが予定されていた近くのスタジアムで突然火災報知器が作動し、逃げようとしてパニックになった人々が立体歩道橋に殺到したために起きた事故だった。

朝顔が興雲大学へと急ぐと、法医学教室では安岡光子(志田未来)、高橋涼介(中尾明慶)、藤堂絵美(平岩紙)、藤堂雅史(板尾創路)らもテレビのニュースで群衆雪崩の現場映像を見ていた。20名が病院に搬送され、うち死者4名、意識不明の重体1名の大参事だった。主任教授の夏目茶子(山口智子)は海外出張で不在だったが、法医学教室にはすぐに解剖の依頼が入った。

同じころ、平は、野毛山署強行犯係の森本琢磨(森本慎太郎)や山倉伸彦(戸次重幸)ら同僚や、県警の桑原、検視官の丸屋大作(杉本哲太)らと連携して、事故の原因を調べ始める。だが、奇妙なことにスタジアムでは火災が発生していなかった上、現場では異臭がしたという証言もあり、実際に被害者の中にはけいれんや意識障害など、化学薬品を吸引したと思われる症状を訴える者もあった。また、事故が起きる直前、金髪の男性が騒いでいたという複数の証言も得られていた。

あくる日、群衆雪崩で妻を失ったという金髪の男・佐藤祐樹(松田元太)が、事故現場でマスコミの取材に応じる。そこで祐樹は、これは事故ではなく殺人だ、と訴え……。

番組HPより引用

感想

待望のあの家族が帰って来ました。冒頭から和やかなで幸せそうな4人の様子に癒されます。そんな万木家での朝食時、つぐみがお姉さんになりたい、弟がほしいと話します。気まずそうな大人たち。子供ならではな発言に困惑する大人(笑)こんなごく普通の日常が描かれているのがこのドラマの素敵なところだなと改めて思います。

いつものように法医学教室へと向かう朝顔。その途中、群衆雪崩の事故現場に遭遇します。20名が病院に搬送され、うち死者4名、意識不明の重体1名の大参事。現場では異臭がしたと証言もあり、被害者の中には化学薬品によるものなのか、けいれんや意識障害の症状を訴える人もいます。

さらに翌日、群衆雪崩で妻を失った金髪男、佐藤が事故現場でマスコミの取材に応じ、これは事故ではなく殺人だと訴えました。亡くなった被害者の中の1人が妻に痴漢行為をしていたと話すのです。

朝顔は前シーズン同様に、解剖前にご遺体に「教えて下さい。お願いします」と語りかけ、解剖を始めます。真摯に向き合う朝顔の姿が変わらずそこにあり、朝顔なら真相を絶対見つけてくれるという安心感すら感じさせます。

今回の群衆雪崩の原因として痴漢が疑われた男性の佐々木。仕事も辞めアパートも解約、所持金もわずか。世間では自暴自棄になったのではと憶測が飛び交いました。解剖を待つ被害者遺族の待合室では、佐藤を筆頭に、佐々木の母親に責任追及の声が上がります。自分の大切な人を失い、目の前に元凶とも思われる人の家族が現れたら、きっとあの事態は避けられないだろうなと思います。しかし、佐々木の母親も大事な息子を失った被害者遺族の1人‥。母親の気持ちを考えると胸が痛いです。

ところ変わって、自宅で転びそうになったつぐみを庇い、手を負傷した平。休みのたびに東北へ向かう平は、もうすぐ沼の埋め立て工事が始まるとあって、後悔したくないと怪我をした状態でも向かおうとします。そんな平に朝顔は自分が行くと言いました。躊躇う平に、平気だと朝顔は微笑んで見せます。ずっと何かしたいと考えていたと話す朝顔。1人で行くことすらもままならなかった朝顔が平に変わり、「生きた証」を探せるようになるなんて、強くなったなぁと思わずにはいられません。

その頃、神奈川県警では佐々木を被疑者死亡のまま送検しようという動きがありました。会見しようとする課長に対し、桑原は法医学教室が真相を探っている、結果を待ってほしいと直訴します。しかし、公式な見解を発表する必要があると押し切られてしまいます。その時の桑原の怒りと悔しさのような顔、こんなにも感情を露わにする桑原は初めて見た気がしました。桑原もまた、捜査一課で自身の信念を持っているんだなと気づかされました。そして、無事解剖の結果が会見に間に合い、真実を知ることができました。

佐々木は引きこもり生活の中でエコノミークラス症候群を起こし、さらに脳梗塞になったと朝顔は佐々木の母親に説明しますが、今更死んだ理屈がわかったって人様に迷惑をかけたことに変わりはない、気休めはやめてほしいと返されます。しかし、朝顔は気休めではない、この事故の前に亡くなっていたと分かったのだ、痴漢はしていないと話すのです。

母親が送ってくれた新幹線のチケットで実家に戻ろうとする佐々木。そんな佐々木が忘れ物に気がつき、人混みの中を自宅に戻ろうとするのです。佐々木が取りに戻ったものとは‥。平はレシートから捜査し、母にお土産を買っていたと話しました。佐々木は母親が大人なら手土産の一つでもと話した言葉を覚えていたのです。亡くなった死因がわかることで、痴漢の濡れ衣も晴らすことができ、さらには平の捜査で母へ手土産を用意していたことも伝えることが出来ました。死んだという事実は変わることはないですが、佐々木が死に際に何をしようとしたのか、それを正しく知ることができること、やはり解剖の力は素晴らしいと思います。

事件も無事解決し、東北に降り立った朝顔。祖父の家の仏壇には母の写真が飾られています。それを見て複雑な顔をしていました。平がつけ続けた捜索ノートは5冊目に入っています。平がこれまで積み上げてきた証、こんなにも沢山あったんだと驚きました。少し前に茶子の紹介で、社会心理学を専攻とする松本に会った朝顔。茶子の知り合いだけあって、松本もかなり個性的でした(笑)松本は「人間は危機的な状況になると正しい判断が出来なくなる。そして、周りに人がいれば安心だからと集まることがある」と話しました。

この心理が震災時働いているなら、沼に何か手がかりがあるのかな‥。簡単ではないのかも知れませんが、何か見つかるといいなと願ってしまいます。そして母が居なくなったのは自分のせいだと思っている朝顔の心がいつか癒えればと願わずにはいられません。

平は引き出しに大切にしまってあった、妻の里子が書いたメモを引っ張り出し、何か考えているようでした。そしてその後、転出届を見つめる平。平はきっとここを離れ、東北へ移り住もうとしているんだなと感じました。平の「生きた証」を探そうとする信念はただただすごいなと感じますが、平が離れると朝顔たちはどうなってしまうのだろうかと不安に思ってしまいます。

「今日普通に生活していることがどれだけ幸せなことか。そのことを私はちゃんと分かっていると思っていた。それなのに、まだこの時の私はまだ気づいて居なかった。私たち家族に残された時間がそう長くはないことを。」

朝顔のこの言葉はいろんなことが頭をよぎりましたが、朝顔と平、桑原、つぐみ。この4人だからこその万木家での日々が、形を変えようとしていることに寂しさが募ります。次回も目が離せない展開になりそうです。

放送日:2020.11.9/視聴率:10.3%

あらすじ

野毛山署管内のひと気のない空き地で、男子中学生の遺体が発見される。

休日だった朝顔(上野樹里)は、興雲大学法医学教室からの電話で目を覚ます。朝顔が1階へ降りると、すでに平(時任三郎)が支度を終えていた。ただちに現場に向かう平。

被害者は、14歳の矢野諒(池田優斗)で、死亡推定時刻は午前5時から6時ころ。午前7時ころ、散歩中だった近隣住民が発見し通報したという。遺体のみぞおち付近には、大きな皮下出血があった。また、諒は野球のユニフォーム姿で、遺体の横にはグローブがあり、ボールが金網の上部に挟まっていた。

一方、桑原(風間俊介)は、朝顔に代わって娘のつぐみ(加藤柚凪)の面倒を見ることになった。しかし、朝顔と遊ぶ約束をしていたつぐみはご機嫌斜めで……。

朝顔は、藤堂(板尾創路)らとともに諒の解剖を行う。諒は、みぞおち付近の内出血以外、目立った外傷はなかった。解剖後のミーティングで、藤堂は、諒がみぞおち付近に強い衝撃を受けて心臓震盪を起こし、心停止に至った可能性を検視官の丸屋(杉本哲太)や、強行犯係長の山倉(戸次重幸)らに伝えた。

捜査の方向性を決めるために、殴られたかどうかだけでも断定してほしい、と強く主張する丸屋と、この段階では難しいとする朝顔たちとの議論がヒートアップする中、思わぬ知らせが入る。

連絡を受けて駆けつけようとしていた諒の父親が、階段から落ちて意識不明状態になってしまったというのだ。諒には母親がいなかったため、身元の確認には祖母の咲江(柳谷ユカ)と、諒の双子の兄・一馬が立ち会うが……。

番組HPより引用

感想

今回のご遺体は14歳の矢野諒という野球少年。遺体のみぞおち付近には、大きな皮下出血があり、心臓震盪を起こし、心停止に至った可能性が指摘されていました。すぐ終わるからねと声をかけ、諒の解剖を行う朝顔。どんな時も寄り添う気持ちを忘れない朝顔の姿は、いつ見ても命の尊さを教えられているように思います。

一方、桑原は、急な仕事で呼び出された朝顔に代わりつぐみの面倒を見ることになりましたが、朝顔と遊ぶ約束をしていたつぐみはご機嫌斜めです。つぐみくらいの年齢の子って、父親が嫌と言うよりは、母親が大好きなんですよね。ママがいいと拗ねるつぐみにショックなんですけどと桑原が返すシーンはなんだかほっこりしてしまいました(笑)

捜査の方向性を決めるためにも、殴られたかどうかだけでも早く断定してほしいと主張する丸屋に、まだ断定できないと返す朝顔たち。それでも結果を待っていたら犯人は逃げてしまうと焦らせる丸屋に、茶子は一刻も早くご家族のもとにお返しすることが先決だと言いました。この言葉は、まさにその通りだなと痛感しました。突然家族が亡くなり、解剖へと回され、早く顔が見たいと思うのは当然のこと。茶子は1番大事なことをいつも気がつかせてくれる存在で、さすが主任教授なだけあるなと感じました。

そんな中、諒の父親が急いで駆けつけようとして階段から落ちて意識不明状態になってしまったと連絡が入ります。諒の母親は他界していたため身元の確認には祖母と、諒の双子の兄の一馬が立ち会うことになりますが、一馬は立ち合いを拒否し、朝顔は無理しなくていいと優しく声をかけました。この時は兄弟を亡くした一馬が遺体にすぐに向き合える訳がないと思っていたのですが、真実は別のところにありました。

その頃、水族館に出かけようとつぐみのご機嫌をとった桑原たちは水族館へ。父と娘、2人で出かけるシーンは初めて見たように思います。つぐみがおしっこ!と言い出し、慌てる桑原(笑)こんな日常のあるあるを見せてくれるのがこの作品の素敵なところだと改めて思いました。

捜査の中で、エースで4番の一馬と比べなくとも、亡くなった諒の野球の才能は乏しかった、双子でも才能が全く違うと野球の監督は話します。双子といえど、それぞれが1人の人間であり、得意なこと苦手なことが異なってもおかしくないはずなのに、双子と言うだけで比べられてしまう‥。双子の悲しい宿命なのかなと考えさせられました。

今回の事件は、父親に野球で活躍した姿を見せたいという兄弟の思惑から、ユニフォームを入れ替え練習していた時に起きた悲しい事故でした。そして、みんなが亡くなっていたのが一馬でなくて良かったと言っているように感じた諒は、無くなったのが一馬の方だと言い出せなかったと言います。自分の置いていたバットのせいで死んだと思っていたことや、双子ならではの劣等感から打ち明けられなかった諒。実際の死因は電線に触れたことによる感電による死だったのですが、解剖の力で、1人の少年の悲しみを少しでも癒すことができたのかなと思います。

事件も解決し、休みに朝顔が1人出掛けると知り、拗ねてしまうつぐみ。朝顔はママのママを探しに行くと、つぐみの両手を握り話し出します。波に連れて行かれてどこにいるかわからないと涙を堪えながら話す朝顔の姿にはぐっとくるものがありました。そして、そんな話を聞いた後、つぐみは「じぃじ、早くばぁばに会えるといいね」と声をかけました。きっとまだ、死という概念をしっかりとわかっていないつぐみが平にかける言葉。無邪気なつぐみのこの言葉に、大人たちは色んな想いを感じたと思います。

東北へと向かった朝顔は、浩之の身の回りの世話もしっかりとします。母がいない今、東北にいる間は浩之のことをしっかりと支えてやりたいという思いからなのかもしれません。そして、朝顔が作ったカレーを食べようした時、浩之は少ない方のカレーを選びました。朝顔はそんな浩之の姿を心配しています。歳をとるにつれ弱っていくのは当然のことですが、家族の弱る姿は辛さしかないですよね。

また、平が持っていた転出届を見つけてしまい、平が移り住もうとしていることを知った朝顔は、そのことを浩之にも伝えますが、浩之はあまり反応しませんでした。浩之からすると亡くなった娘の旦那がやってくるってどんな気持ちなのでしょうか?嬉しさというよりも申し訳なさのような気持ちの方が強いのかな‥。また、仏壇にあるハンカチの中に歯が一本、大切に包まれていました。この歯が示すものはなんなのでしょうか。

帰りの電車での朝顔は、浩之の体調や平の転出届の件など、頭を悩ませることが多く、複雑そうな表情をしていたように思います。東北へ1人で行けるようになったりと少しずつ壁を乗り越えている朝顔に新たな試練がやってきているようで、今度はどう乗り越えていくのだろうかと期待と不安が入り混じる複雑な心境でした。

そして衝撃のラストシーン。なぜか万木家に野毛山署強行犯係の係長の山倉がいて、さらに朝顔が濡れた髪を拭いているのです。何故、山倉がここに‥!?今回は気になる点もたくさん散りばめられており、今後の展開が非常に気になります。

放送日:2020.11.16/視聴率:12.1%

あらすじ

朝顔(上野樹里)たちが暮らす万木家に、野毛山署強行犯係の係長・山倉(戸次重幸)が突然訪ねてくる。

あくる日、朝顔は、検視官の丸屋(杉本哲太)から電話で呼び出される。朝顔が向かったのは、山梨と神奈川の県境にある田園地帯だった。朝顔が、遺体が見つかったという小さな倉庫に案内されると、そこで丸屋と、神奈川県警から山梨県警に異動になった旧知の検視官・伊東(三宅弘城)がもめていた。

第一報は自分たちの方が早かったのだから山梨県警が調べる、と主張する伊東に対し、この件は神奈川県警がずっと追っていた、といって譲らない丸屋。すると、伊東とともに現場に来ていた山梨医大の法医が、解剖の予定が詰まっていると言い出したため、この件は朝顔が調べることになる。

神奈川県警の刑事によれば、遺体は農具倉庫で見つかり、第一発見者は所有者が亡くなったために調査に訪れた市の土木課職員だという。

遺体は完全にミイラ化しており、付近に身元を確認できるようなものもなかったため、年齢や死亡時期の特定は困難だった。そして、奇妙なことに遺体はタキシードを身に付け蝶ネクタイをしていた。そこで丸屋は、この遺体は重大事件の容疑者かもしれない、と朝顔に打ち明け……

番組HPより引用

感想

前回、なぜか万木家に野毛山署強行犯係の係長の山倉の姿が。山倉は異動になるかもしれないと嘆きます。もっと衝撃的なことが起こるのかもと心配していたので、そんなことかと安心してしまいました。本人にとっては重大なようでしたが‥(笑)

次の日、電話で呼び出された朝顔。山梨と神奈川の県境にある田園地帯で発見されたご遺体のもとへ駆けつけます。ご遺体は完全にミイラ化しており、年齢や死亡時期の特定は困難。そして、不思議なことに遺体はタキシードを身に付け蝶ネクタイをしています。丸屋はこの遺体は重大事件の容疑者かもしれないと話しました。

しかし、歯科記録から重大事件の容疑者ではないと判断されます。手がかりの少ない中、光子は遺体から採取された虫に注目しています。

一方で、潮干狩りのことを「しおがりがり」と言うつぐみ。つぐみと朝顔が用意したであろうてるてる坊主が可愛らしく揺れているのも、このドラマならでは。日常の何気ないシーンも丁寧に描かれているなと思います。

そして、潮干狩りを終え、貝づくしの食卓。近頃しっかりしてきたというつぐみ成長を喜びながら、この前ちゃんと話したのがよかったのかもと桑原は話します。小さいながらにつぐみも何か考えているのかもしれませんね。そんな話の中、朝顔は平が引っ越すかもしれないと桑原に話します。思うようにさせてあげたいと話す朝顔ですが、複雑そうな表情をしています。きっと寂しさもあるのだと思います。

ミイラ化された遺体は不明点ばかりでしたが、法医学の力により、徐々に謎が解けていきます。光子の案内で生物学保管室に連れていかれた朝顔。遺体についていた虫から死亡時期の判定ができるなんて驚きです。法昆虫学があること、初めて知りました。

胃の内容物の骨に疑問を抱く朝顔たちでしたが、そんな中、届け出されていた行方不明者と遺体のDNAが一致します。そして、ミイラ化された父の遺体に会いにきた娘。どのように感じても私たちが必ず側にいると朝顔は優しく声をかけます。自分も母を亡くしており、そんな経験があるからか、いつも遺族に寄り添う朝顔はとても優しく温かいなと感じます。

亡くなっていた時に着ていたタキシードを見せる平。心当たりがないと娘は話します。そして本当にあれは父なんですよね、実感がないと話しました。

確かに行方不明だった父が見つかったけれど、ミイラ化しているなんて‥。変わり果てた姿にこれは本当に父親なのだろうかと信じられない気持ちはわかる気がします。最後はいつものお父さんに合わせてあげたかったと話す光子の気持ちも本当にその通りだなと思います。

死体検案書には不詳の死に⚪︎がつけられますが、朝顔は亡くなった吉野がどうしてタキシードを着ていたのか、どんな行動を取っていたのか調べることはできないかと茶子に投げかけます。

何か出来ることはないかと考える朝顔に私たちの仕事は、死因を特定することで、プライベートに立ち入ることではない。気持ちはよく分かるが私たちの仕事はここまでだと茶子は話します。茶子のいうように朝顔の気持ちは痛いほどよく分かります。突然姿を消し、何故死んだのかも分からず、姿は変わり果てている。何かできないかと考える朝顔は、まさに生きた証を探ろうとしているのかなと感じました。

ところ変わって、浩之から電話がかかってきます。朝顔に次の休みに東北へ来るのかと聞く浩之は、次は来なくていい、無理しなくていいと話します。本当に来なくていいと念を押す浩之。浩之の真意はどこにあるのでしょうか。
帰ってきた桑原にお母さんのこと探して欲しくないのかもと話す朝顔。もしそうなら朝顔にちゃんと言ってくれるんじゃないの?と桑原は返しました。

休みになった朝顔は吉野のことを調べたいと再度茶子に。このままだとミイラ化したご遺体が最後の父の姿になると訴えます。

茶子からも許可がおり、胃の内容物の骨を手がかりに調べる朝顔。みんなも休憩中だからと協力します。本当に朝顔は周りの環境に恵まれているなと感じます。そして、みんなが生きた証を探すことを大切に考え、同じ方向を向いたメンバーということ素敵だなだと思います。

謎の骨がカエルだと解明し、亡くなる直前に食事した場所を見つけ出した朝顔。娘を呼び出し、女性と和やかな雰囲気で食事をされていたと伝えます。娘は母を亡くし何年も経ち、父にそういう気持ちがあったことが素敵だと、最後に幸せな時間が過ごせたことが嬉しいと話しました。朝顔の努力が、父の最後の姿を少しでも幸せなものに出来たなら良かったなと感じましたし、朝顔の生きた証を見つけたいという信念が果たせて良かったです。

一方、異動の内示が自分では無かったと調子を取り戻す山倉。そこへやってきたのは丸屋と言い争ってばかりいる伊東でした。室長になり丸屋より上だと話す伊東に辞めてやると言う丸屋(笑)今後2人のやりとりにも注目したいです(笑)

夜、コンビニに向かう道のりに朝顔は浩之に連絡を入れます。やっぱりそっちにっていいかな?嫌かもしれないけどと朝顔。すると、浩之はごめんなと話し出しました。仏壇からハンカチに包まれた歯を取り出し朝顔に黙っていたことがあると話す浩之。一体、浩之の口から何が語られるのか、次回が待ちきれません。

放送日:2020.11.23/視聴率:12.4%

あらすじ

朝顔(上野樹里)が法医学教室に出勤すると、茶子(山口智子)から、車に閉じ込められているから休む、という電話が入る。応対した藤堂(板尾創路)は、絶対嘘の言い訳だと言って気に留めなかった。

一方、平(時任三郎)は野毛山署で思わぬ人物と出会っていた。万木家とも深い関わりのある、忍(ともさかりえ)だ。

そんな中、あるマンションの一室で、20代の若い女性の遺体が発見される。女性はウェブデザイナーの坂井亜衣(椚ありさ)。亜衣の姉・美優(高梨臨)から、妹と連絡が取れない、という電話を受けた大家が警察官を伴って部屋に入ると、ベッドに横たわって亡くなっている亜衣が発見されたのだ

野毛山署強行犯係の刑事たちとともに現場に入った朝顔が遺体を調べると、亜衣は窒息したようで、首にはうっすらとひも状のもので絞められた痕があった。しかし、大家が部屋に入ったときは、ドアや窓はすべて施錠されていたという。密室殺人では、と色めき立つ森本(森本慎太郎)ら強行犯係の刑事たち。

事情聴取を受けた美優は、亜衣は交際相手に殺されたのだと思う、と証言するが……。

番組HPより引用

感想

今話、朝顔が見つけ出した真実は、残された家族にとって辛い事実となりました。

今までは死因を明らかにすることで、救われた家族が多くいました。しかし、今話で朝顔がたどり着いたのは、「電話にでていたら妹を助けられたかもしれない」という、残された姉にとって悲痛の事実でした。自分の行動が大切な人を救うことができる可能性をつぶしてしまった。それを知った姉の心の痛みはどれほどだったでしょうか。

事件の解決後に、朝顔と平さんが二人で帰りながら、「(姉の)美優さんは、これからもきっと自分を責め続けるだろう」と話していたシーンが印象的です。

どうして被害者の亜衣が凶器のリボンを元に戻して閉まっていたのかという平さんの投げかけに、「亜衣さんはきっと美優さんが来てくれるんだと安心したんだと思う」という朝顔のあたたかな眼差しが、この悲劇を少しやわらかくしてくれたように感じました。

その後の「どんな顔をして子どもに会おうかと悩んだ日があった?お母さんもあったのかな?」「あったと思うよ」という二人の会話も、悲しい出来事が起きたということは変わりませんが、そういった悲しい事実を受け入れながら生きる二人の姿をよく表しているシーンだなと感じました。

死を扱うということは、救いも悲しみも全てをあるがままに受け入れることなんだと思いました。

今話では、新登場の人物がでてきて、これまでの朝顔一家を中心とした物語構成からぐっと広がる展開になりました。

茶子先生と大谷亮平さん演じる男性はどんな関係なのか。

今まで颯爽と身軽な印象で、あまり個人としての生活感が描かれなかった茶子先生でしたが、大谷さん演じる男性は茶子先生のプライベートの一線を良い意味で壊してくれそうな感じがします。

「今夜は帰さない」や「僕にはあなたが必要だ」など意味深なセリフが多いですが、きっと恋愛関係ではないんだろうな…と思います。

もう一人の新しい登場人物として、桑原君のお姉さんの忍さんが登場しました。

ともさかりえさんをドラマで拝見するのが久しぶりだったのですが、忍さんの闊達さや明るく素直で正直な印象がとても合っていて好感がもてます。

今後の捜査で、きっと失敗したりしながら事件に誠実に向き合っていく姿を見れるだろうなと楽しみです。

そして、一番気になる朝顔の祖父が隠していた歯がついに朝顔に見つかりました。祖父は、里子さんのものだと言っていましたが、どこでどのように見つかったのか。本当に里子さんのものなんでしょうか。

里子さんのものと認めることは、ずっと探し続けてきた平さん、朝顔にとってとても大きな意味を持っています。二人は何を思いどうするのか。

東日本大震災から10年近く経とうとしている今、残された人々は大切な人の死を前にしたときに何を感じるのか。心静かに見守りたいと思います。

放送日:2020.11.30/視聴率:10.0%

あらすじ

朝顔(上野樹里)は、娘のつぐみ(加藤柚凪)を連れて、祖父・浩之(柄本明)が暮らす仙ノ浦を訪れていた。そんな朝顔のもとへ、ある遺体を解剖すべきかどうか判断してほしいという連絡が入る。

朝顔が現場へ向かうと、何故かそこには丸屋(杉本哲太)の姿があり、岩手県警のベテラン刑事・佐山(才勝)ともめていた。

自宅で遺体となって発見されたのは71歳の甲田雅子。8年前に脳梗塞で倒れてから寝たきりだったという。

第一発見者はずっとひとりで雅子の介護をしてきた娘の奈々子(池津祥子)だった。佐山は、幼いころから知っている奈々子のことを疑うような丸屋の言葉に反発し、解剖に反対する。

だが、遺体は死後二日ほど経過しているにもかかわらず、奈々子が通報してきたのは今朝だという。朝顔は、解剖を行うべきだと丸屋たちに進言する。

同じころ、興雲大学法医学教室では、藤堂(板尾創路)や光子(志田未来)らが、就寝中に強風で飛ばされてきた看板が窓ガラスを突き破り、割れたガラスが刺さって死亡したと思われる宍戸慶介の解剖を行っていた。

宍戸は、右太腿に刺さったガラスを自分で引き抜いたことが原因で、失血死したと考えられた。だが平(時任三郎)は、宍戸の胸の傷が気になり、本当に事故かどうかもう一度現場を調べることにする。

北上医大で雅子の解剖を行うことになった朝顔は、光子と絵美(平岩紙)に協力を求め、現地に来てもらう。

一方、桑原(風間俊介)は、カフェで田村聖奈(中村里帆)という女性と会っていて……。

番組HPより引用

感想

次から次へと目の離せない展開が広がる監察医朝顔。今回もラストは衝撃の展開となりました。

仙ノ浦にいる朝顔のもとに遺体を解剖すべきかどうか判断してほしいという連絡が入ります。発見されたのは71歳の甲田雅子。8年前に脳梗塞で倒れてから寝たきりで、第一発見者はずっと介護をしていた娘でした。

岩手県警の佐山は、幼い頃から知っている娘を疑うような丸屋の言葉や、解剖への流れに不服そう。

後に話されますが、解剖するような事件が少ないことや、身内付き合いの多いこと、それらを理由に警察の中にも解剖を嫌がる人が多いのだということでした。

確かに、解剖って遺体にメスを入れる訳なので嫌悪感を示す人がいることも無理はないと思うのですが、何故死んだのか、それを知ることが大切だということを今回も朝顔は教えてくれました。

一方、法医学教室では、就寝中に強風で飛ばされてきた看板が窓ガラスを突き破り、割れたガラスが刺さって死亡したと思われる男性の解剖を行っています。

被害者は右太腿に刺さったガラスを自分で引き抜いたことが原因で、失血死したと考えられていたのですが、平だけは、本当に事故なのか疑問視していました。

長年の刑事の勘なのか、生きた証拠にこだわり続ける平の信念なのか、この後、この平の考えは的中することになります。

そして、ついに辞職願を出す平。引き止めらますが、決意は固い様子を見せました。

平のような被害者にしっかりと寄り添える刑事が辞めてしまうことは残念でなりませんが、辞めてまでも亡き妻、里子を探し出したいという気持ちの強さを感じます。

辞職願出してきたと報告する平に、朝顔は準備しないとねと返します。ついにこの時が来たんだと噛み締めるような朝顔の言葉。平の意思を尊重したいと考える朝顔ですが、寂しいに決まっています。

一方で、平と桑原。誰かからかかってきた電話に敢えて出ない桑原を平は少し遠くから気づき、気にしています。桑原にも辞職願を出したことを話す平。そして、「気をつけてな、いろいろと」と伝えるのです。すぐ前のシーンもあり、なんだかこのセリフが重いものと感じました。

その頃、胸の傷のガラス片がないと調べ上げた藤堂たち。結果、胸の傷はガラスではなくナイフの傷だと分かり、平の睨んだ通り、他殺の線が濃くなってきます。

そして、法医学の力で胸の傷が先についたこともわかり、事故ではなく他殺が決定づけられました。

詳しく調べなければ、事故ですまされていたご遺体。ちゃんと調べることの必要性や、平のように本当にそうなのかと真実を見つけようとする姿勢が事件を無事解決へと向かわせました。

一方、解剖した朝顔は胃の中から睡眠薬が30錠もあるのを見つけました。寝たきりの被害者では薬の調達が難しいのではと娘が疑われますが、睡眠薬を母自ら飲み、亡くなったことがわかります。

本心とは裏腹に、もっと早く死んでくれたらよかったのにと言う娘に朝顔は亡くなった母の頬に付着したのはマスカラだった。遺体を見て涙を流したのではないかと優しく話しました。

娘は泣くわけない。泣いたってどうしようもないじゃないと返します。介護疲れからの殺害を疑われていたのですが、母は自ら命を絶ったと法医学の力で真相を見つけることが出来ました。

また、前回のラストシーンで、朝顔は浩之が大事にしまっている歯を見つけました。「里子だ、俺はそう思ってる」と浩之は話しますが、調べてみないとと朝顔。

しかし浩之は「調べたくない、もうこれでお終いにしたい」と話します。そして、俺が死ぬまで調べるの待って欲しいと頭を下げました。

これが娘なんだと思いたい浩之の気持ち、なんだかわかる気がします。

長い間、遺体も見つからず、死という現実だけを突きつけられていた家族にとって、何か遺されたものがあるということ、それは心の拠り所になるものだと感じました。

だからこそ、浩之は、見つかった歯を里子だと信じ、これが違うだなんて事実は聞きたくないと思うのだと思います。

そして、娘はちゃんと見つかって家に帰ってきた。そう安心して自分も最期を迎えたいと考えているのだと思います。

朝顔は平にもこのことを話しました。平は「調べない。おじいちゃんが嫌がることはしない。約束する」と言います。

きっと警察や法医学に携わる人間だったら、これが本当に里子のものなのか、一刻も早く、白黒をはっきりつけたいところなんだと思います。

だけど、朝顔も平も浩之の思いを尊重しました。それはきっと、自分たちが遺族となったからこそ分かる気持ちなのかもしれません。本物かどうかより、浩之の気持ちの拠り所となること、それが一番だと思ったのだと思いました。

そして、桑原にもし私がお母さんだったら、探して欲しいって思うのかなと話す朝顔。寂しいかもしれないけど、楽しく笑って過ごしてて欲しいかなと朝顔は話しますが、桑原は平の気持ちが分かると話します。

もし朝顔がいなくなったら、俺どんなことをしても探すと思う。もし、見つからなくても‥。そう話す桑原の手を取りる朝顔。

愛しているからこそ、遺した家族に楽しく過ごしていて欲しいと考える朝顔。そして、愛しているからこそ、探し出したいと思う平や、桑原。

どちらかが間違っているわけでは決してなく、どちらも大切な存在だからこその、この考え。朝顔や平、そして浩之が、心穏やかに過ごすことができたらと願わずにはいられません。

その後、寝床でもう食べれないよと寝言を話すつぐみ。こんな幸せな日常が次のシーンでは脅かされることとなります。

桑原は雨の中、拳銃を発砲。そして、倒れる聖奈。次回、桑原はこの事件の容疑者となるようですが、桑原と聖奈の関係は一体。そして、容疑者となった桑原に朝顔はどんな思いを見せるのか。万木家の平穏を祈りたいと思います。

放送日:2020.12.7/視聴率:11.4%

あらすじ

朝顔(上野樹里)は、朝になっても帰宅せず、電話にも出ない桑原(風間俊介)のことを心配していた。

テレビからは、昨夜発生した、警察官殺害事件のニュースが流れていた。犯人は、警察官を襲って拳銃を奪い、現在も逃走中だという。

そこに、仙ノ浦を訪れている平(時任三郎)から電話が入る。桑原のことを聞いた平は、聞き込みや検問で徹夜なのだろう、と言って朝顔を安心させる。

同じころ、野毛山署管内の港には、神奈川県警の捜査員たちが集まっていた。

横たわっている遺体は、桑原と連絡を取り合っていた田村聖奈(中村里帆)。彼女は、拳銃で頭を撃たれていた。

神奈川県警管理官の瀧川雄一郎(近藤芳正)は、事件現場に居合わせた桑原を呼ぶよう指示する。そこに山倉(戸次重幸)ら野毛山署強行犯係の面々が駆けつけた。しかし山倉らは、事件の詳細すら教えられずに帰されてしまう。

警察官殺害事件の影響で保育園が休みになってしまったため、朝顔は、つぐみ(加藤柚凪)を連れて法医学教室へ出勤する。藤堂(板尾創路)と絵美(平岩紙)も、小学校が休校になったために息子を連れてきていた。

するとそこに、緊急の解剖依頼が入り、朝顔が解剖を行おうとした。ところが……。

番組HPより引用

感想

今話は、桑原君の容疑が深まり、朝顔も解剖ができず、見ていて辛い一話でした。

家族が苦しんでいるときに、自分の仕事をして助けてあげることができないという悔しさと、仙ノ浦で祖父と対峙する平さんに頼れない不安に苛まれる朝顔がいました。

その朝顔の様子を感じ取っているのか、つぐみちゃんが、シャボン玉の歌を大声で歌うのを止められましたが言うことを聞きませんでした。つぐみちゃんも、自分の不安をかき消そうと歌っているように感じました。

今話は、救いがない一話でしたが、唯一の救いは忍さんでした。

桑原君が帰れず、朝顔がつぐみちゃんと二人だけで家にいて、晩ご飯さえも決められず途方にくれそうになるときに、訪ねてきてくれた忍さん。

母親は辛い顔を子供にはなかなか見せられません。だから、そんなときに誰かがそばに居てくれて、夕飯のハンバーグの材料を買ってきて一緒に作ってくれて、ソースの隠し味をクイズにして子供と遊んでくれて、一緒に梅酒を飲んで、泊まりたいと甘えてくれる。

そういう存在にどれだけ救われることでしょう。

「大丈夫、真也は絶対やってない」

この言葉も力強かったです。

そっと包み込んでくれる優しさと、真っ直ぐ心に届く言葉をくれる忍さんの存在が、朝顔を救ったに違いありません。

一方、仙ノ浦の祖父の体の具合も気になります。

桑原君の殺人容疑と祖父の体調、穏やかで平和な万木家に暗雲が垂れ込めてきました。

次回予告で、朝顔が解剖したいと訴えているシーンがありました。

桑原君の事件を、平さんの捜査と朝顔の解剖で真実を明らかにしてほしいです。

放送日:2020.12.14/視聴率:9.5%

あらすじ

朝顔(上野樹里)の夫で、神奈川県捜査一課の桑原(風間俊介)は、田村聖奈(中村里帆)を射殺した容疑で監察官の五十嵐(松角洋平)から厳しい追及を受けていた。

桑原は、聖奈を撃ったのは交際相手の桐谷大和(坂本慶介)だと主張。自分は、聖奈の背後から彼女に拳銃を向けた桐谷の右足を撃ったと証言した。だが、その桐谷が焼死体となって発見され、解剖の結果、聖奈が射殺されるよりも前に死亡していたことが明らかになる。桐谷の解剖を行ったのは朝顔だった。

朝顔は、検視官の丸屋(杉本哲太)に頼み、桐谷の遺体が見つかった現場を見に行く。だが、それを知った五十嵐は、朝顔の元を訪れると、丸屋をこの事件から外したと告げる。妻が夫のために記録を改ざんしないとも限らない、というのだ。

続けて五十嵐は、拳銃を撃ち慣れていない桑原の手元が狂った可能性は本当にないのか、と朝顔に問いかけた。それに対して朝顔は、どんな結果になろうとも自分の解剖に私情を挟むことはない、としながらも、担当を外れることを了承する。

一方、野毛山署の山倉(戸次重幸)らは、事件の発端となった、警察官が拳銃を奪われた現場周辺の防犯カメラ映像を手に入れる。平(時任三郎)が手配したものだった。さらに平は、ある人物に会って欲しいと山倉に頼む。

しかし、法医学教室も、野毛山署の刑事たちも、桑原の無実を証明できるような新たな証拠を見つけることはできず……。

番組HPより引用

感想

桑原君の事件が解決と同時に、平さんが仙ノ浦に旅立ち、朝顔たちに新しい試練が待ち受けていそうな予感。

前回、行方知れずだった茶子先生が戻ってきて、ようやく法医学教室の本領が発揮されました。感じの悪い監察官が出て行った後に、茶子先生の統轄力で次々に指示されていくシーンが、監察官を出し抜いてくれる感じもありすっきりしました。

やはり茶子先生がいてこその法医学教室です。

「この事件をすぐに結論づけるのは、…ご遺体に残された真実を間違った方向性に使用されてしまう危険性もあると思います」

「私は解剖に自分の私情を挟むことはありません」

「いつものように徹底的に調べていただけますか」

今回の事件が解決したのは、朝顔や茶子先生の言葉にあるようにご遺体にいつも誠実に全力で向き合う法医学教室のメンバーや丸屋さんをはじめとした現場の捜査員の地道な捜査のおかげでした。

頑固で融通が効かない丸屋さんも、今話では事件に実直に泥臭く向き合い、現場からタイに生息する昆虫を採取するという大活躍でした。

また、毎回つぐみちゃんが可愛すぎて、悲しい殺人事件の回でもつぐみちゃんとの日常のエピソードがこのドラマをとても愛おしいものにしてくれています。

「忍ちゃんはつぐみちゃんのパパのお姉ちゃんなんだよ。」

「弟ってかわいい?」

「うん、とってもかわいいよ」

今話はつぐみちゃんと忍さんの会話でしたが、弟を思う忍さんも垣間見れて、今夜もつぐみちゃんに癒されました。

また、不安で疲れている朝顔が平さんの布団で寝ようとした時の、枕が臭いと甘える朝顔とそれを相手にする平さんのやりとりも、じんわりと心にしみました。

茶子先生と大谷亮平さん演じる男性の関係は、まだ今話では明かされず、来週以降の「孤独編」で明かされていくのでしょう。

「すごく胸騒ぎがした。このまま二度と会えなくなるような気がして」

最後の平さんが家を出ていくシーンでの朝顔の言葉が来週以降の「孤独編」を象徴しているように感じました。

桑原君の事件は解決しましたが、仙ノ浦に行った平さん、長野に単身赴任になる?桑原君、つぐみとふたりの朝顔と、まだまだ万木桑原家の波乱は続きそうです。

放送日:2020.12.21/視聴率:10.1%

あらすじ

朝顔(上野樹里)が所属する興雲大学法医学教室に、新しいアルバイト学生として、医学科3年の牛島翔真(望月歩)が加わった。藤堂(板尾創路)や高橋(中尾明慶)は、また辞められたら困る、という理由から、何かと牛島に気を遣っていた。

一方、長野県警への異動を命じられた桑原(風間俊介)は、非番だった姉の忍(ともさかりえ)に手伝ってもらい、これからひとり暮らしをするマンションで荷解きをしていた。朝顔と結婚し、万木家で暮らすことになったときの思い出に浸る桑原。忍は、そんな桑原に対し、ある忠告をする。

そんな折、法医学教室に解剖の依頼が入る。海岸の岩場に倒れているところを釣り人が発見した、60代後半と思われる男性の遺体だった。崖の上に男性のものと思われる靴がそろえてあったことから、自殺の可能性が高かったが、身元がわかるようなものはなかったという。

解剖を手がけた朝顔は、死因は頭蓋骨陥没による失血死と判断するが、遺体の手と爪に褐色森林土と石灰が付着していたことや、全身を骨折している中で右手の中手骨が折れていることが気になっていた。何かを殴って折れた可能性も考えられたからだった。朝顔は、男性のワイシャツに付着していた血に、相手の血が混じっているかもしれない、と検視官の伊東(三宅弘城)に告げる。

ほどなく、教授会を終えた茶子(山口智子)が法医学教室に戻ってきた。が、朝顔から手渡された遺体の資料に目をやると、一瞬表情を変える茶子。それに気づいた朝顔は、死亡した男性のことを知っているのではないかと茶子に尋ねた。そこで茶子は、30年前に起きたある事件のことを話し始め……。

番組HPより引用

感想

「この人の人生ってなんだったんでしょうか」

今話の朝顔が出会ったのは、かつて娘を殺した犯人を殺害し、自分も自殺したご遺体でした。そのご遺体を見た息子さんの最後の問いかけはとてつもなく重いものでした。

子供を殺され、家族も自分もボロボロになり、恨んでいた相手と同じ罪を犯した浅野忠さん。彼の人生は、苦しみと絶望に足を入れたまま歩んできた道のりだったのではないでしょうか。

息子さんも、きっとずっと苦しかったと思います。栞里ちゃんの事件のことで、母親を失い、犯人を恨み苦しむ父親をずっとそばで見てきてとても辛かったでしょう。

ようやく婚約が決まり、幸せが始まると思った矢先に父親が殺人を犯し、自分は殺人犯の息子になってしまいました。それでも父親の思いが晴れるようにと、朝顔たちに染髪をお願いします。

憎い犯人を同じ方法で殺し自分さえも殺してしまい、それで父親の無念は晴れたのだろうか。天国の栞里ちゃんに気づいてもらいたいと黒髪になり、失ったものばかりを求めて死んでしまった父親はそれで幸せだったんだろうか。

そういう心が、息子さんの問いかけから感じました。

朝顔も茶子先生も答えられませんでした。どんな言葉も、ご遺族の苦しみや悲しみに、十分に応えることはできないからだと思います。

ですが、朝顔は遺体を返した後に、解剖記録を無期限で残しておくことを茶子先生に提案しました。

ご遺族にできることはほとんどないけれど、自分たちができることは残すことだから。

解剖することで、悲しい事実が変わるわけではありません。人の傷が回復することも、生き返ることもありません。

しかし、忠さんのような悲しみや苦しみを繰り返さないように、朝顔たち法医学者ができることを一つひとつやっていくしかないのだと思います。

今話から、新章「孤独編」がスタートしました。

桑原君が長野に異動になり、平さんも仙ノ浦へ引越し、朝顔とつぐみは二人きりの生活が始まりました。一緒にいることで穏やかに歩んできた朝顔たちですが、離れ離れになりそれぞれの抱える心の闇がこの章で描かれていくのだろうと思います。

今話では、辛い事件の解剖の後に、つぐみもお泊まり保育で朝顔は一人になりました。心細そうな朝顔は、震災でお母さんを失った後の雰囲気に似ていました。

それを見ていたら、冒頭で桑原君が忍さんに語っていた言葉が蘇ってきて、朝顔の寂しさをわかっているのは、朝顔本人よりも桑原君なのかもしれないと思いました。

朝顔のお母さんのことだけは…いまだにわからない。

…もし自分が朝顔と同じ状況になったらって、想像はできる。できるけど、全然足りない、追いつかない。でも家族だからさ、何も言えなくてもずっとそばにはいてあげられると思ったんだけどね。こんな離れ離れになっちゃって、お父さんもいなくて心配。

どんなに近くにいても愛していても、人は100%わかりあえるわけではありません。

人には絶対に共有できない、それぞれの経験や思いがあります。桑原君は、朝顔の辛い思いを完全には理解することができないということを、わかっていました。その事実をとてもよく理解していたから、家族としてそばにいることで朝顔が安心できる家族という場所をつくってくれていたのだなと改めて気付きました。

その暖かな家族という場所が、「孤独編」では揺らいでいます。しかし、その揺らぎを越えた向こうに、さらなる絆や強さを朝顔たちがつかんでくれることを祈ってやみません。

最後のシーンで、大竹しのぶさん演じるみゆきさんが、震災の時に一番よく繋がったという公衆電話をかけ「里子ちゃん」と呼びかけていました。

きっと、いなくなった人の電話番号をかけて、返事のない電話をかけ続けているのだろうと思いました。

きっと震災で大切な人を失った人たちは、返事が返ってこないとわかっていながら、今も語りかけ続けているのでしょう。

放送日:2020.12.28/視聴率:10.2%

あらすじ

朝顔(上野樹里)は、つぐみ(加藤柚凪)と一緒に保育園の運動会に参加する。楽しそうなつぐみの姿を見つめる朝顔。

同じころ、藤堂(板尾創路)や光子(志田未来)たちは、マンションの前で死亡していた21歳の大学生・小湊真由(愛甲ひかり)の解剖を行っていた。真由は、全身を11ヵ所も刺されており、死因は背部刺創による出血性ショックだった。真由が雑誌の人気読者モデルだったため、SNS上にはこの事件に関するさまざまな情報が流れていた。その中には、真由と親交があったモデル仲間の吉永明日花(水野瑛)や、かつて交際が噂された橘凛太朗(宮内伊織)の犯行を疑う声も上がっていた。

そんな折、高橋(中尾明慶)と牛島(望月歩)が解剖室の掃除をしていると、突然解剖台横の水道が壊れ、水が噴き出す事態が発生。そのせいで、予定されていた解剖は別の大学に依頼することになってしまう。翌日出勤した朝顔は、真由の事件について調べるという光子を手伝おうとした。だが茶子(山口智子)は、修理が終わるまで休んで有休を消化するよう朝顔に指示する。

あくる日、朝顔は、つぐみを連れて仙ノ浦に向かい、平(時任三郎)と再会する。その後、体調を崩して入院中の浩之(柄本明)を見舞う朝顔たち。そんな中、朝顔は、母・里子(石田ひかり)と中学・高校の同級生だったという美幸(大竹しのぶ)と出会う。

一方、桑原(風間俊介)は、発砲した件で刑事部長から臨時の審議会への出席を命じられていて……。

番組HPより引用

感想

桑原君の銃撃事件が本当の意味で決着しました。

家族を守るためにも死ぬわけにはいかないんです。
…どんな職務につく人間でも、自分とその命を守る権利がある。
お願いです、命を軽く見ないでいただきたい

警察官であることは、また法医とは別の立場で、人の死と接します。殉職された山田巡査部長の死が、少しでも報いられるように。

桑原君は、どんな立場の人でも、家族を愛する一人の人間として生きる尊厳と権利を訴えかけていました。

今回、かっこいい姿を見せてくれていた桑原君ですが、ネックレスをプレゼントして喜んでいる朝顔の姿を見ている表情など、朝顔への愛が溢れまくっていて見ていてくすぐったくなる程でした。シリアスな桑原君から、いつもの愛妻家キャラに戻ってくれてよかったです。

また、今話は里子さんの歯や、沼の風景を通して、仙ノ浦の人々の心が描かれました。

私には、沼が深い悲しみの色に見えました。平さんに代わり、沼の捜索をする朝顔の横を、工事の関係者が通り過ぎて行きました。朝顔たちを取り残して、沼は埋め立てられ、新しい土地になろうとしています。

ですが、みゆきさんが電話をかけ続けるように、平さんが沼を探し続けるように、まだ取り残された人たちがたくさんいます。その人たちがいつまでそうしているのか、いつまで震災の時の中にいるのか。本人たちもわかりません。祖父が言っていたように、ずっと見つからないことも、反対に見つかって終わりを迎えることもどちらも恐れている。

平さんが初めて自分の思いを口にしました。

(歯が)お母さんだったら探さなくなるかもしれないし、もっと探したくなるかもしれない。…どちらにしてもそれを知るのはちょっと怖いかな。…でも、いつか必ず探せなくなる日がくる。だから探せる間は探していたいな

今わかるのは、今ここに自分がいるということ。

いなくなった人々を大切に思い、探し続けたいと思っている自分がここにいること。その事実以外には何もないのだと思いました。

今話の事件は、ネットの誹謗中傷という見えざる凶器について考えさせられるものでした。

今回の事件のように、SNSの見えない凶器は、根拠のない憶測や乏しい想像力、独りよがりの正義感によって生み出されます。それは、法医として死に向き合うことと対極のことであると、朝顔は教えてくれました。

私たちは死と向き合うからこそ、生きることの尊さを深く知っていなければいけないと思う

悲しいなら死因を突き止めて、命を奪われてしまった人たちのためにできることをやるの。悔しいなら、確固たる証拠を掴むの。

人の死の尊厳を最も深く理解していなければいけない法医学教室の仲間である、うっしーが、その過ちを犯したことが悲しくて、みんな泣いていたのでしょう。そして、死んだ人が戻らないように、ネットに流してしまった情報は元には戻せません。

最後のシーンで、ついに茶子先生が法医学教室から旅立つことがわかりました。そして、茶子先生は取り返しのつかない過ちを犯してしまったうっしーに、とても大切な言葉を残してくれました。

自分の罪を悔いるのであれば、失敗から学んで、死者から託された命を生きてください。未来を自分の手で変えていってください。倒れたって転んだって、また立ち上がってください。命が尽きるその日まで何度だって何度だってやり直せばいいんです

この言葉は、このドラマのテーマでもある「残された者がどう生きていくか」の一つの答えでもあると思います。この言葉を残して、茶子先生は旅立って行きました。

じゃあな、里子。朝顔によろしく

最後のシーンで、平さんが電話で朝顔に言った言葉です。桑原君の事件が終わり平穏に戻るかと思った万木家ですが、今度は平さんに不穏な影が近づいているのを感じます。

放送日:2021.1.18/視聴率:12.4%

あらすじ

朝顔(上野樹里)たちのもとへ、緊急で2体の焼死体の解剖依頼が入る。朝顔は、つぐみ(加藤柚凪)が通う保育園に延長保育を頼むと、光子(志田未来)や絵美(平岩紙)たちと手分けして解剖を行った。

光子たちの好意で先に法医学教室を後にした朝顔は、つぐみを迎えに行き、帰宅する。と、そこに美幸(大竹しのぶ)から宅配荷物が届く。美幸によれば平(時任三郎)が最近、食堂の手伝いをしてくれているらしい。その中には、まんじゅうや干物などの仙ノ浦土産のほかに、母・里子(石田ひかり)が合唱部時代に使っていたというピアノ譜も入っていた。

あくる日、朝顔が出勤すると、光子や高橋(中尾明慶)、藤堂(板尾創路)がいた。朝まで作業をしていたのだという。そこに、興雲大学の西門で移動販売をしているベーカリーショップ『ホワイトベーカリー』のアルバイト店員・北村愛菜(矢作穂香)がチラシを持ってやってくる。すると、突然落ち着き気がなくなる高橋。実は高橋は、ホワイトベーカリーの常連で、新商品が出ればいつも買っているらしい。

そんな中、朝顔たちのもとに、男性の遺体が運ばれてくる。男は清掃員で、配管のメンテナンス中にビル屋上から転落したとのことだったが、安全ベルトを自ら外したという目撃情報が上がるなど、どこか奇妙だった。

他の案件で立て込んでいたこともあり、解剖は朝顔のサポート下で、光子が行うことになった。ところがその執刀中、光子は誤ってメスで自身の指を傷つけてしまい……。

番組HPより引用

感想

今話は、光子先生の命にかかわる感染症の事故が起きたり、仲の良い朝顔とつぐみちゃんが喧嘩したりと、今まで安定感のあった人物たちに苦難の回でした。

子育てに疲れ仕事を後輩に任せたら、事故に合わせてしまった。そして、そのことで家族が巻き込まれ傷つけてしまった。つぐみちゃんがあんな風に泣くのを見るのは初めてで、お母さんを悪く言われたことが理由だったとわかったときは胸がきゅーっと締め付けられました。

朝顔は周りの大切な人たちを傷つけてしまったことに、とても傷ついたと思います。

私いっぱいいっぱいで、光子ちゃんが執刀してくれれば楽になると思った。もし光子ちゃんが発症したら狂犬病は100%助からない。今回の件で、私も感染しているのではないかと保育園で噂になり、つぐみも病気だといじめられちゃった。つぐみは私のこと、一つも責めなかったのに、私イライラして。そんなこと何にも知らないで、つぐみのことを怒って。私何やってるんだろう。

人は追い詰められると、余裕を失い、人を傷つけてしまう。それが近くにいる大切な人だから、気づいてまた自分を責めてしまう。

どんなに優しく強い朝顔でも、時には失敗してしまうことがある。だから、そんな時にただそばにいてくれる家族の存在が大事なんだと思います。

朝顔の状況を電話で聞いた桑原君が言った「4時間待ってて」という言葉に、やられたーと一人でもだえました。どんな言葉よりも、会って抱きしめてくれるのが一番安心ということを桑原君が教えてくれました。

時に余裕がなくなったり、傷つけたり傷ついたり、それでも大切な人たちがいてくれることで人はつまずきながらも前を向いて生きていけるのだな思います。

今回、光子先生が狂犬病に感染してしまったかもしれない事故が起こりました。

自分が悪いとわかっているんですけど、一瞬ご遺体を恨んでしまって。一生懸命死因を調べてるのに、なんで私が…法医として失格ですよね。

と言って光子先生は泣いていました。

法医という立場以前に、一人の生きている人間。

法医の仕事は、死者の声を聞くとか、そういった綺麗事だけではなく、感染症という危険とも隣り合わせの命がけの仕事なんだと思いました。

前回、SNSにご遺体の写真を流すという大きな過ちをおかしてしまったうっしーですが、今話では光子先生を思う優しい姿が見れました。

感染症の検査結果を待っていた夜も、誰にも言われてないのに、高橋君と一緒に検査結果を待っていたり、陰性だったと聞いて泣いてしまったり、光子先生を心配する気持ちが全面に現れていたのがすごくよかったです。

思慮が足りない幼いところがありますが、純粋に人を思うことができる優しい青年なんだなと思いました。うっしーが本当の意味で法医学教室の仲間なった瞬間だなと思いました。

放送日:2021.1.25/視聴率:10.2%

あらすじ

興雲大学法医学教室では、検事との打ち合わせがあった朝顔(上野樹里)を始め、光子(志田未来)や絵美(平岩紙)、藤堂(板尾創路)らもそれぞれ仕事に追われていた。そこに、パンの訪問販売をしている『ホワイトベーカリー』の店員・愛菜(矢作穂香)がやってくる。実は高橋(中尾明慶)は、来週、愛菜と食事に行く約束をしていた。

朝顔は、薬物の過剰摂取により中毒死した若い男性の遺体を解剖する。血液からは覚せい剤の成分が検出されたが、不純物が多いことからかなり粗悪な薬物を使用していたものと思われた。別の大学でも似たようなケースの解剖結果があったことから、朝顔は、解剖する遺体は可能な限り薬物検査をしようと高橋に伝える。

その夜、朝顔のもとに、入院中の祖父・浩之(柄本明)から連絡が入る。転院することになった浩之は、以前、朝顔に手渡した、里子(石田ひかり)のものかもしれない歯の検査結果を知りたがっていた。朝顔は、桑原(風間俊介)に電話して事情を伝え、つぐみ(加藤柚凪)を連れて浩之に会いに行くことにする。

あくる日、朝顔とつぐみは、駅まで車で迎えにきた平(時任三郎)とともに浩之が転院した病院へと向かう。だが平は、何故か以前浩之が入院していた病院に向かってしまった上、面会の予約日も間違えていた。病院側に調整してもらい、浩之に会うことができた朝顔は、歯を調べていないことを伝えるが……。

一方、桑原は、近くのトンネルで不気味な音がするとの通報を受け、巡回に行く。その場所では、しばらく前からお化けがでるという噂もあり……。

番組HPより引用

感想

今話の朝顔は、おじいちゃんの娘・里子さんに対する悲痛な思いの吐露、平さんに忍び寄る病の影、つぐみちゃんの疾走、と辛い出来事に苛まれました。

痛みをとる緩和ケアに移行したおじいちゃん。病室で朝顔に、例の歯の検査について尋ねました。歯が誰のものであるかよりも、おじいちゃんに長生きしてほしいと言う朝顔に、おじいちゃんは自分の死が近くなったことで、心の底に積もった思いを吐露しました。

一日でも長く生きてどうする?違うよ、違うんだよ、朝顔。

いいんだよ、じいちゃんもう十分。朝顔には、じいちゃんの気持ちわからないよ。

久しぶりに帰ってきて娘が津波にあって死んで、自分だけがのこのこ長い間、無駄に生きている。あのとき、里子じゃなくて俺が死ねばよかったんだよ。そう思わない日はないよ。

おじいちゃんの悲痛な心の叫びでした。これまでじっと一人で耐えてきたおじいちゃん。ずっとずっと心の中で自分を責め続けた。どうして里子は死んだのか。どうして自分は生きているのか。

自分が死を近く迎えることで、里子さんの死を受け止める心になったのだと思います。

時間が経つことで解決すること、癒されることが世の中にはたくさんあります。

けれど、おじいちゃんの場合は時が経つほど自分を責め、傷つけてきた。あの震災の地には、まだ自分を責め続けている人がたくさんいるのかもしれません。

おじいちゃんの気持ちを知った朝顔は、平さんに歯を預かると伝えました。朝顔も覚悟を決めた顔をしていました。

仙ノ浦から戻った朝顔は、すぐに長野県のトンネル事故現場に向かうことになります。

仙ノ浦のおじいちゃん、病の疑いのある平さん、家事育児と仕事をかけもちする朝顔。子どもは親のそういった状況を繊細に感じとるのでしょう。長野に向かうという朝顔を見つめた、つぐみちゃんの顔には心配と不安がいりまじっていました。

次週予告で暗い道を泣きながら歩いていたつぐみちゃんがいました。早く朝顔たちの元に無事に戻ってこれますように。そして、離れ離れの朝顔家族が一緒に笑って暮らせる日が早くきますように。

放送日:2021.2.1

あらすじ

朝顔(上野樹里)たち興雲大学法医学教室のメンバーは、派遣要請を受け、長野で起きたトンネル崩落事故の現場に向かった。巡回中に事故に巻き込まれていた桑原(風間俊介)が無事だったことを知ってほっとしたのも束の間、忍(ともさかりえ)と一緒に留守番をしていたはずのつぐみ(加藤柚凪)が行方不明になったとの知らせが入る。

朝顔は、事故対策現場を光子(志田未来)や絵美(平岩紙)に任せて、桑原とともに万木家へと急いだ。万木家に到着した朝顔たちは、手分けしてつぐみの行方を探したが、見つからない。連絡を受けた野毛山署の森本(森本慎太郎)らも、仕事を終えるとつぐみの捜索に加わった。

一方、藤堂(板尾創路)は、バーで働いていたという若い男性・木嶋和樹の解剖を行う。死因は薬物の過剰摂取で、先日、朝顔が解剖した薬物中毒死の男性と全く同じ成分の覚せい剤が検出されていた。その際、木嶋の資料を見た牛島(望月歩)は、彼が働いていたバーに行ったことがあると言い出す。するとそこに、階段から転落したという20歳の女性の解剖依頼が入り……。

番組HPより引用

感想

最近よくドラマやテレビ番組で、夫と妻の家事に対する考え方の違いについてよく目にします。夫が妻に「家事を手伝うよ」と言い、妻が「え?家事って手伝うものなの?一緒にやるものじゃないの?」というやつです。

朝顔が持ち帰ったことを忘れて歯を探していた平さんの異変に気づいた桑原君が、平さんに会いに行ってくると朝顔に言った時に、このことを思い出しました。朝顔は何度もうなずいていました。

誰かが一緒に問題に向き合ってくれているポジションを表明してくれるだけで、追い詰められた妻たちの心は半分以上救われるのではないでしょうか。

人は状況や事実だけでは絶望しないと思っています。大変な状況という事実に対して、自分の味方がいる、一人ではないとわかるだけで人は何倍も強くなれます。

桑原君の「俺は朝顔と毎日笑って過ごすためだけに結婚したわけじゃないよ。…あなたが辛い時とか、大変な時とかそういう時にそばにいるために、そのために結婚したんだ」という言葉は、結婚式で聞く「健やかなる時も、病める時も…」という誓いの言葉と同じだと思いました。

究極のプロポーズの言葉です。

朝顔と桑原君は、今シーズンの中で辛い状況に置かれがちですがその度に支え合い歩み寄り、理想の夫婦像を表してくれています。

育児、家事、仕事、家族の心配と追い詰められていた朝顔でしたが、つぐみちゃんが行動を起こしたことで(無事で本当によかった…)、桑原君を強く動かすことになりました。やはり朝顔家族は思いやりに溢れた最高の家族だなとしみじみ思いました。

そして今話の最後に、茶子先生が戻ってきました!

茶子先生は、ご遺体を生前に近い姿にするエンバーミング?という技術を、次週披露してくれるようです。何歳になっても新しいステージで挑戦している茶子先生の生き方は本当に素敵です。

次週、薬物事件に巻き込まれた高橋くんの恋の行方と、茶子先生の活躍を楽しみにしています。

放送日:2021.2.8/視聴率:11.6%

あらすじ

実は若林は、遺体に防腐処理を施して生前に近い状態に戻すエンバーマーだった。茶子はヘッドハンティングされ、若林が興した会社のアシスタントエンバーマ―になったのだという。若林の会社は、エンバーミングだけでなく、大切な存在を失った人たちが抱える深い悲しみに寄り添う「グリーフケア」を目的としていた。

エンバーミングには遺族の同意が必要になるため、朝顔は茶子とともに紗英の両親に会いに行く。母親の翠(黒沢あすか)は朝顔たちの提案に感謝するが、父親の武弘(住田隆)は家出した挙句、薬物中毒で死んだ娘のことが許せないようすで……。

一方、高橋(中尾明慶)は、愛菜(矢作穂香)の髪の毛から、覚せい剤の陽性反応が出たことを朝顔に伝える。高橋とともに野毛山署を訪れ、強行犯係の山倉(戸次重幸)に検査結果の資料を提出する朝顔。山倉は、愛菜がかつて覚せい剤の売人をしていた男と交際していたことから、売買にも関わっていた可能性もあるとして、彼女の身柄を確保するよう忍(ともさかりえ)に指示し……。

番組HPより引用

感想

今話は、先週の薬物中毒で亡くなった若い女性のご遺体と、それに向き合えないご家族のお話の続きから始まりました。そこで、茶子先生が新しく挑戦しはじめた「エンバーミング」というご遺体の修復技術が登場します。

エンバーミングの依頼をしてもらうために、朝顔と茶子先生はご遺体のご両親に会いに行きます。紗英さんとの思い出を聞かれた時のお母さんの表情が印象的でした。

父親も含めて、紗英さんは薬物中毒で死んだ哀れな女性として映っていました。しかし、朝顔と茶子先生は、哀れなご遺体ではなく、生まれて笑って泣いてたくさんの思い出があるたった一人の松野紗英として接してくれました。そのことが、思い出を懐かしむお母さんの笑顔を引き出してくれたのだと思います。

そして、おでこの傷。「これをお父さんに見せると、気まずそうな顔をするから面白い」と言っていた紗英さんの言葉。エンバーミングの過程で見つけた傷から、友人のまなさんが教えてくれました。この言葉でお父さんは生前の紗英さんの思いを知ることができました。

エンバーミングはご遺体の見た目を綺麗にするだけではなく、傷一つひとつからその人の思いを紬ぎ、死んだ人と残された人をつなぐ絆も修復してくれる技術なんだと思いました。

また、薬物使用をしたパン屋のまなちゃんへ、薬物中毒の恐ろしさを伝えた高橋さんの言葉は、傷んだご遺体の体の様子を生生しく伝えるもので、既存の方法とは違った形で薬物の怖さを語ってくれました。

薬物は生きている時も、死んだあとも体を蝕み、残された人の心も蝕むものなんだと思いました。

ドラマの終盤では、家族についての深い問いかけがありました。

離れていても助け合えるんじゃないの?家族ってそういうものでしょ

物理的に近くにいることで朝顔を支えたいと思っていた桑原君に、忍さんは家族として強くなるために大切なことを教えてくれました。

家族だからそばにいる、というのと同じくらい家族だから離れていても助けあえる。

孤独編のテーマは、バラバラになった家族はどうなるのか、どう支え合えるのかということだったと思います。

平さんの脳の病気がより鮮明になった今話でしたが、次回が孤独編の完結という予告がでていました。家族の病を通して、朝顔たちはどのような道を進むのでしょうか。この1、2ヶ月、視聴者として見ていて辛い回が多かったので、孤独編の終着点に着けることを待ち侘びています。

放送日:2021.2.15/視聴率:11.8%

あらすじ

朝顔(上野樹里)は、父親の平(時任三郎)と、もう一度きちんと話し合おうと決意する。平は、朝顔と電話で話した際に、明日病院へ行くと約束したが、翌朝になるともうその約束を覚えていなかったのだ。

一方、桑原(風間俊介)は、仕事や子育てに追われている朝顔を少しでも手助けしようと、休日のたびに長野から神奈川に戻っていた。同時に、神奈川県警への復帰を模索するが、話を聞いてもらえない桑原。事情を知った野毛山署強行犯係長の山倉(戸次重幸)は、個人的な相談だと前置きして、桑原を戻すために県警の人脈に当たってほしいと部下たちに頼んだ。

朝顔は、つぐみ(加藤柚凪)を連れて、平が暮らす仙ノ浦を訪れることに。

番組HPより引用

感想

孤独編のすべてが整ったという一話でした。

仙ノ浦スポーツセンターの着工式。
捜索していた沼の最後の一区画。
祖父の持っていた歯の検査。

朝顔は、平さんのこと、歯のこと、全てと向き合う覚悟ができたように見えました。

この孤独編を通して、たくさんの失敗をしてきた朝顔です。全てを背負い込むのではなく、弱いところを見せて、職場の人や桑原君に弱いところを見せて頼ることができるようになったから、問題に向き合う覚悟ができたのだろうと思います。

覚悟ができた時点で問題の半分以上は解決しているのかもしれません。朝顔の心が整い、問題の一つひとつがゆっくりとあるべき場所に着地をしたように思いました。

アルツハイマー型認知症と判明した平さん。病気を受け入れられずに朝顔とすれ違っていた平さんの気持ちを、美幸さんはよくわかっていました。親は子供には迷惑をかけたくないという気持ち、そして、平さんには子供がいて家族がいるということ。

同じように仙ノ浦で家族を失った平さんと美幸さんでしたが、二人の大きな違いは仙ノ浦で生きていくしかないことと、仙ノ浦から帰る場所があるという違いです。

朝顔が強いといった美幸さんの生き方は、「ここしかないから。ここで生きていくしかないから」という言葉にあるように、ここで生きていくという強い覚悟があるからなんだなと思いました。

美幸さんの後押しもあり、朝顔たちの家に帰ることになった平さんですが、一番背中を押してくれたのは里子さんのカセットテープです。カセットテープを聴くために帰ろうと言った平さん。里子さんが家族を一つにしてくれたのだなと思いました。

今話の最後に朝顔からクリスマスプレゼントに何がほしいと聞かれた平さんは、無いと答えました。「今は十分幸せだから」と言った笑顔は、これからゆっくりと終わりに向かっていく最後の満潮のような笑顔だなと思いました。

ご遺体を通して「生」を描いてきた本ドラマですが、最終章は病と共に終わりに向かっていく大切な家族の存在を通して物語が進んでいくようです。里子さんを失ったこと、朝顔たち家族のこと、その記憶がなくなってしまう平さん、そして朝顔はどう生きるのでしょうか。

放送日:2021.2.22

あらすじ

朝顔(上野樹里)、桑原(風間俊介)、そして娘のつぐみ(加藤柚凪)は、仙ノ浦から戻り、また一緒に暮らすことになった平(時任三郎)と一家四人、水入らずで年末年始を過ごす。朝顔は、三が日明けに訪ねてくる桑原の両親や忍(ともさかりえ)一家を迎える準備も進めていた。

そんな折、朝顔のもとに茶子(山口智子)から連絡が入る。承諾解剖の相談だった。興雲大学法医学教室にやってきた茶子と若林(大谷亮平)は、今回の案件に関して朝顔たちに説明をする。遺体は猿渡正夫という65歳の男性。猿渡は、ヨーロッパのとある国のホテルで亡くなっていた。猿渡は、妻の佳織(美保純)、ひとり娘の優香(菅野莉央)と3人で暮らしていたが、突然姿を消し、家族から捜索願が出されていた。猿渡の遺体には首をつった痕跡があり、現地での解剖の結果、自殺と断定されていた。佳織たちは、若林らにエンバーミングのやり直しを依頼した際に、再解剖を希望したという。

佳織と優香から事情聴くと、再解剖を強く希望しているのは娘の優香だった。実は優香は、野毛山署強行犯係の刑事・森本(森本慎太郎)の学生時代の友人。森本は、父が自殺したことを信じられない優香に、再解剖という選択肢があると助言していた。

朝顔たちは、優香の依頼を受け、改めて猿渡の解剖を行うことにするが……。

番組HPより引用

感想

今夜は、父親の思いがテーマでした。

朝顔のもとに、外国で亡くなった父親の死因に納得できない家族からの承諾解剖の依頼が入ります。そのご遺体と、平さんの思いが重なる形で物語が進行していきました。

娘が実の子でなかったと知った男性は、おそらく外国で自ら命を断ちました。どうして死んだのか、何を思っていたのか、自分の体の中に遺書を残すことで、男性は自分の思いを残された家族が知ることを拒んだ。大切な家族だからこそ知られたくない思いがあったのでしょう。

平さんは、その父親にも事情があるのではないか、その人の気持ちがわかると朝顔に言いました。

昔の仲間と飲みながら、冗談まじりにもらした言葉が、平さんの本心のように聞こえます。

「最近はどうやって死ぬかばっかり考えているよ。できれば迷惑をかけないでこっそり一人で死にたい…なんてこと言っちゃいけないな」

日々の記憶がなくなっていく、当たり前のことができなくなる、なっていくという不安。そして、そのことで身近な人たちに迷惑をかけてしまうという申し訳なさ。それを止めようがないし、不安な気持ちを見せることでまた家族に負担をかけてしまうんじゃないか。だから、朝顔には何も話さない。朝顔も平さんの気持ちがわからず困惑します。

お互いを思いやる心が余計に辛さを増していき、平さんの心をゆっくりと蝕んでいくのを感じました。

そんな中でも、桑原君の「もしお父さんが僕のことを忘れても、僕がお父さんのことを覚えているから大丈夫です」という励ましや、ごめんを言ったら罰金という「ごめん箱」は小さな光で万木・桑原家らしい明るくて優しいやりとりで微笑ましかったです。

ですが、今後も病気は進行していくのでしょう。

ゆっくりと、しかし確実に病や死を抱える人々の日々は、小さな悲しみが積もっていく雪景色のようだなと思います。

できるだけ、ゆっくりと雪が降りますように。できるだけ、あたたかくして雪が積もるのを遅らせることができますようにと願わずにいられません。

一方で、桑原君の神奈川県警への復帰も決まり、その後ろ盾にあの五十嵐監査官がなってくれたり、良い風も吹いてきました。

平さんが辛い状況にある中で、桑原君や忍さん(夫がナイツの塙さんという意外なキャスティングでしたが、尻に敷かれている感じが合っていてよかったです)、茶子先生をはじめ、平さんと朝顔を支えてくれる人たちの存在も鮮明になります。辛いけれど一人じゃない、孤独じゃないと気づかせてくれます。

そして、祖父の持っていた歯のDNAの検査結果がわかり、里子さんのものではないこと判明しました。

40kmも離れた宮城県の方のものでした。

その後に、平さんはお母さんの思い出をたくさん話してくれました。今ここにある記憶を慈しむようなやりとりに、涙がでました。

放送日:2021.3.1/視聴率:11.1%

あらすじ

朝顔(上野樹里)は、入院中だった祖父・浩之(柄本明)の容体が悪化したとの連絡を受け、岩手の病院へと駆けつける。朝顔は、浩之が目を覚ましたら、歯は母のものだったと嘘を伝えようと考えていた。だが浩之は目を覚まさず、裁判を控えていた朝顔は神奈川へ戻るしかなかった。

一方、神奈川県警に復帰した桑原(風間俊介)は、意外な男と再会する。それは、以前マンホールを盗んで捕まった今野(上島竜兵)だった。とんでもないものを見た、といってポケットからチラシを取り出す今野。それは、10年ほど前に発生し、いまだ未解決だった三田村一家殺人事件の情報提供を呼びかけるチラシだった。

この事件は、30代の三田村夫婦と、7歳の長男が自宅で何者かに殺害されたもので、すべての遺体の右頬が十字を描くように傷つけられていた。目撃情報などから、知人の市川という男が逮捕されたが、証拠不十分で不起訴になっていた。今野は、事件現場となった三田村家の近くで、チラシに描かれていた犯人の似顔絵とよく似た男を見たというのだ。

そんな中、思わぬ事件が起きる。いまも事件当時のまま保存されていた三田村家で、男性の遺体が見つかったのだ。そして、50代前後と思われるその男性も、同じような手口で殺害され、右頬には十字型の傷がつけられていた。遺体は、解剖のため興雲大学法医学教室に運ばれ……。

番組HPより引用

感想

歯を受け取った宮城の男性遺族の言葉が、とても印象的でした。歯のお返しが遅くなったことを詫びる朝顔と平さんに、男性は言いました。

僕の街にも見つからない人がいます。おじいさんの気持ちわかります。

…ずっと遺体の見つからない悔しさ、僕にはわかります。そして見つかったときにどれほど嬉しいか。最初はこんな歯かと思いましたが、涙がでました。おかえりって言いましたよ。祖父もなくなりました。会わせてあげたかった。

遺族にとって、遺体がどういうものなのかを教えてくれる場面でした。

朝顔は、このドラマで何人もの遺体と向き合い、遺体は色んなことを教えてくれ、残された人々の心を救ってきました。ですが、それ以前に遺体はそこにいるだけで、大きな意味があった。

残された人は、遺体に会うことで、その人が死んだという実感と、同時にその人が生きていたことも強く感じることができるのではないかと思います。だから、真正面から死に出会い、心から悲しむことができたのではないでしょうか。それが無い朝顔たちの苦しみ、悲しみはどれほどか。容易く共感してはいけないものだと思いました。

朝顔はずっと遺体と向き合ってきましたが、自分には大切な人の遺体が無いからこそ、その大事さを実感していたんだと思いました。それが例え、歯一本でも。

歯が里子さんのものだと、嘘をつくことに決めた朝顔たちでしたが、危篤状態から目覚めた祖父の言葉に嘘をつくことができなくなりました。夢の中で、高校生の里子さんに再開できたことを喜ぶ祖父。ずっと会いたかった、寂しかったと吐露しました。

祖父の抱えていた気持ちを知った朝顔は、

急に嘘つくのが怖くなった。本当にこれでいいのかなって。

じいちゃんがこんなにも会いたかったお母さんのこと嘘ついて、じいちゃん何も知らないままで死んじゃって、それでじいちゃんは救われるのかな

祖父の切実な思いの前で、一時の平穏のために上部を取り繕うようなことをしていいのかという思いが朝顔の心に湧き出ました。

祖父の姿を見ていたら、どうして里子さんのものだったと言えたでしょうか。何度も言おうとして、でも言葉がでなくて、泣き出しそうな表情で顔をそむけ窓辺に立った朝顔の気持ちがよく伝わってきました。

そして、祖父の寂しさに気づかず、ひとりぼっちにしてしまったことに朝顔は気づきました。朝顔は、震災のトラウマから一時仙ノ浦に帰ることができず、祖父を一人にしてしまったと朝顔は後悔していましたが、あの時は誰もが傷つき、目の前の一日一日を生きることに精一杯だったと思います。

朝顔たちは祖父の傍にいることはできませんでしたが、例え寂しさを紛らわすことはできても、祖父を変えることはできなかったのではないでしょうか。美幸さんを初め、多くの人々は大切な人を亡くした辛い場所で、その悲しみと一緒に生きていくと決めているから。

次週の予告で、本当の里子さんのお骨が見つかるようです。朝顔は、平さんは、おじいちゃんは、里子さんのご遺体とどのように向き合うのでしょうか。

また、今回の未解決事件の捜査で、平さんの存在が輝くのではないかと期待しています。

放送日:2021.3.8/視聴率:12.4%

あらすじ

朝顔(上野樹里)は、娘のつぐみ(加藤柚凪)を手伝って、バレンタインデー用のチョコクッキーを焼く。保育園の男の子に渡したいらしい。それを知った桑原(風間俊介)は、まだ早すぎると怒り、平(時任三郎)を呆れさせる。テレビからは、震災以降、月命日のたびに捜索活動を行ってきた宮城県警と地元消防団の活動を紹介するニュースが流れていた。

そんな折、興雲大学法医学教室に生後8ヵ月の女児の解剖依頼が入る。母親の田崎直子(岡崎紗絵)によれば、食事の支度で目を離したわずかの間に意識がなくなっており、すぐに救急搬送したが間に合わなかったのだという。

朝顔たちによる解剖の結果、死因は気管にプラスチック製のおもちゃが詰まったことによる窒息死と判明する。野毛山署強行犯係の忍(ともさかりえ)や岡島(斉藤陽一郎)は、虐待の可能性はないのかと朝顔に尋ねた。直子はシングルマザーで、生活も楽ではなかったらしいが、いずれにせよ子どもが亡くなった場合は虐待の可能性を考慮しないわけにはいかないという。そして忍たちは、直子のようすがどこかおかしいと感じていた。朝顔や光子(志田未来)たちも、娘の死を悲しんでいるように見えない直子に困惑し……。

番組HPより引用

感想

今話は、二人の幼い子供と二人の母親の事件でした。

子供が死んだのに、どこか他人事のシングルマザーと、極端に悲しむ母親。結果的に、後者の母親は子供に虐待をしていました。目に見える態度だけでは、本当の人の気持ちはわかりません。特に、大切な子供や人を亡くした時であれば、尚更です。

子供の死を他人事のようにしていた母親は、まだ子供が死んだことが現実とは思えない、また元気になって戻ってくるのではないかと思うから、遺体も引き取りたくないと話しました。本当に大切な人を失ってしまった時に、人は事実を受け入れられずに拒否反応を起こしてしまうことがあります。それがこのお母さんでした。

朝顔と茶子先生はのお母さんに言います。

本当に大切な人を失った時に、すぐに受け入れることはできない

…焦る必要はありません。あなたのやり方でお別れしてください

誰かを頼っていいんですよ

朝顔たちは否め正すのではなく、共感し寄り添ってくれます。本当に大切な人を失ったことがあるから、死を受け入れることの難しさ、死を思う存分悲しむことの大切さを知っているあたたかい言葉でした。

また、法医学が虐待の早期発見につながり、生きている人のためになる可能性をみせてくれました。残念ながら、今回は二人とも亡くなってしまいましたが、朝顔たちの努力で二人目の赤ちゃんは事故死で終わらせるのではなく、虐待を証明し、親たちが同じ罪を繰り返さないよう、防ぐことにつながったのではないかと思いました。

ついに里子さんが朝顔と平さんの元に帰ってきました。

青森の海で見つかった里子さんの指の骨。朝顔は祖父に、宮城の女性の歯を、里子さんのものと嘘をつこうとしていました。しかし、里子さんの帰りを切実に願う祖父の姿をみて嘘をつくことができませんでした。朝顔は、嘘を嫌うお母さんだから、嘘をつかなくて済むように出てきてくれたんだねと語りました。とても里子さんらしい帰還でした。

お骨になった里子さんを抱きしめる平さんも、おじいちゃんの表情も言葉にはならない感情が溢れていました。

里子さんを家に連れて帰り、桑原君やつぐみちゃんも里子さんに会うことができました。

こんなに幸せな日がくるなんて思ってなかったな

里子さんも平さんもみんながいる。朝顔のあんなに穏やかな顔を初めてみました。このドラマで貫かれていた朝顔の心の奥底にあった、大きな喪失感から放たれたようでした。

朝顔たちの中で、本当の意味で里子さんは亡くなったんだと思います。里子さんの死があり、また朝顔の中に新しい命の芽生えがあり、人の生と死の巡り合いを感じました。

そして、おじいちゃんが亡くなりました。里子さんが迎えにきてくれたんですね。ようやく、おじいちゃんは肩の荷をおろして、里子さんの元に行けたんだなと思います。死は悲しいことではありますが、おじいちゃんにとっては悲しみからの旅立ちのようにも見えました。

放送日:2021.2.15/視聴率:13.0%

あらすじ

朝顔(上野樹里)は、平(時任三郎)、娘のつぐみ(加藤柚凪)とともに、祖父・浩之(柄本明)の葬儀に出席する。

一方、桑原(風間俊介)は、管理官の五十嵐(松角洋平)から、『三田村一家殺人事件』の捜査に関して、平の同期でもある糀谷(肥後克広)と組むよう指示される。

そんな折、朝顔の元に検視官の伊東純(三宅弘城)から、裏路地で女性の遺体が発見されたという連絡が入る。葬儀が落ち着いたところで遺体の発見現場へと向かう朝顔。遺体で発見された女性は、現場の目の前のマンションに住んでおり、マンションの屋上には遺書と女性の靴があったことから、飛び降り自殺ではないかと見られていた。だが朝顔は、マンションの反対側には開けた駐車場があるにも関わらず、なぜわざわざ狭く入り組んだ裏路地の方へ向かって飛び降りたのか不審を抱く。

遺体は興雲大学法医学教室に運ばれ、認定医の資格を取った光子(志田未来)の執刀により解剖が行われる。

同じころ、野毛山署には意外な人物が現れる。

番組HPより引用

感想

祖父の葬式で、朝顔は祖父が朝顔の結婚式に着ようと用意していた一張羅の存在を知ります。死んだ後になって、残されたものから結婚式を望んでいた祖父の思いがわかる、胸にしみるエピソードでした。

今話で、一番衝撃だったのは、平さんの病状が悪化していたシーンです。朝顔たちの結婚、つぐみちゃんのこと、その期間の記憶が一時的でしたが消えてしまったようでした。

「つぐみっていう名前にしたんだ、いい名前だな」

この言葉はショックが大きかったです。大好きなつぐみちゃんのことすら忘れてしまっている平さんの笑顔が、無性に辛い。このドラマのメインテーマである大切な人の死による悲しみとは、違う辛さでした。
生きてはいるけれど、記憶がない。記憶というのはその人自身の生であり、存在であるように思いました。

「(病気になっても)お父さんはお父さんだよ」と、朝顔は病気が発覚した平さんにむけて言っていましたが、現実は想像よりもずっと残酷だと思い知らされます。

この時の平さんに対し、朝顔と桑原くんは結婚式をすると告げます。

平さんの心の底にずっとあったであろう朝顔の結婚式を望む気持ちを汲み取り、そして里子さんが戻ってきてはじめて迎える3月11日の日を家族にとって辛い記憶からかけがえのない記憶にするために。

祖父の残したタキシードの存在も、二人を後押ししたのだと思います。

今回の事件で大切な友人を亡くされた松本教授の言葉が、この二人の決断にとても印象的に響きます。

人間はほんのささやかなことでも、大切な人のことを関連づけて思い出せる生き物です。その人と一緒に食べたものを見るとその日の光景をありありと思い出す。

・・・なんてことないものにも、すべて人間の生きた痕跡が残っているんです。

残された人間はそういった痕跡と一緒に生きていかなければならない。それは時に、幸せでもでもあるし、今の私には辛いことでもあります。

人間が、物や場面を大切な人と関連づけて思い出せる生き物だとしたら、3月11日を辛く悲しい日ではなく、平さんと里子さんがいて、祖父が願い、つぐみちゃんとお腹にいる妹ちゃんと朝顔と桑原君、家族みんなで迎える大切な結婚式の日の記憶として朝顔たちは残そうとしているのだなと思いました。

放送日:2021.3.22/視聴率:13.3%

あらすじ

朝顔(上野樹里)たちは、凶悪な事件に遭遇する――。

野毛山署強行犯係の森本(森本慎太郎)が“頬に火傷の跡がある男”に刺され、血まみれの状態で発見された。自宅でその知らせを受け、捜査本部へと向かう桑原(風間俊介)。刑事時代の最後の相棒だった森本が刺されたことに憤る平(時任三郎)も、事件現場に行きたいと朝顔に頼む。

山倉(戸次重幸)たち野毛山署の刑事たちは、森本が刺された現場周辺で犯人に繋がる痕跡を探していた。山倉は、朝顔とともに現場にやってきた平に、2011年に起きた三田村一家殺人事件と、その三田村邸で最近発生した男性殺害事件との関連性にも言及する。

一方、興雲大学法医学教室では、茶子(山口智子)の協力も得て、三田村一家殺人事件に関する当時の解剖資料や、関連した論文などを検証し直す。

桑原は、管理官の五十嵐(松角洋平)とともに、三田村一家殺人事件の容疑者として逮捕されたものの、証拠不十分で不起訴になった市川(平原テツ)から話を聞く。

ところがその矢先、森本を襲った“頬に火傷の跡がある男”が新たな凶行におよび……。

番組HPより引用

感想

最終回の事件は、三田村一家殺人事件の模倣犯による身勝手な殺人でした。小学校の先生とボランティアの男性の死は、理不尽な死の残忍さを教えてくれていました。

亡くなったボランティアの男性は心臓移植を受けていました。ご遺族は、息子が亡くなって臓器提供をしてくれた人に申し訳ないと話しました。子供たちの命を守ったけれど、託された心臓を止めてしまうことになってしまったからです。結果的に託された生を全うすることはできませんでしたが、せめてもと、移植された心臓を提供者のご遺族に戻すことにしました。

殺す人、殺される人がいれば、生かされる命がある。それを不意に奪われ残酷な目にあったとしても、ご遺族は、託された命の尊さに感謝して、託してくれた方への感謝を忘れず、返そうとしました。自分たちが悲惨な目にあったとしても、命を尊び、託してくれた人へ感謝を忘れず報いろうという姿に涙がでました。

今話の一番の山場は、朝顔と桑原くんの結婚式でした。何より平さんのありのままの心を綴ったスピーチがとてもよかったですね。

「良い父親じゃなかったんです、私」という言葉で始まり、好んで尻に敷かれるよくできた婿である桑原君、朝顔が優しい子に育ってくれたこと。朝顔と桑原君が朝、目玉焼きを焼いてくれて、つぐみちゃんが何でそんなに楽しいんだろうってぐらいに、じいじ、じいじと呼んでくれること。”普通の幸せ”があふれている生活のあたたかさを強く感じました。その幸せを失ってしまう可能性のある平さんの言葉だからこそ、またその尊さが際立ちます。最後の「今日のこと、忘れたくないな」という一言も、胸にしみました。

事件の犯人が逮捕された夜、朝顔と桑原君が語り合った言葉

災害で急に命が奪われるなんて理不尽だって思っていた。でも、きっとこれからもそういう風に命を奪われる人がでるんだろうなって。

お腹の子もつぐみも穏やかに生きていってほしい。…生きてる人みんな。そう願っても悲しいことは起こるんだけどね。

だから、俺たち警察がいる。現実はそんな簡単なことじゃないってわかっているけど、少なくとも俺はそう思って働いている。

この会話は、ドラマの最後の朝顔のモノローグにつながってきます。

生きていると、幸せなことばかりではないけれど、私たちは生きていく。この世界で

生きていると、理不尽な目にあったり、どうしようもない悲しみに出くわすことがある。これまでの事件で亡くなった多くの人々、震災で亡くなった里子さん。生きていたとしても、平さんのようにようやく訪れた穏やかで幸せな日々が、記憶から消えてしまうということがある。

それでも、朝顔たちはご遺体の声を聞いて、悲しみを受け止めて、犯人を逮捕して、家族とご飯を食べて、助け合って生きていくんだと思います。これからも起こるであろう悲しい現実を受け止めながら、悲しみの中でも毎日を一歩一歩歩んでいくことの大切さ、その積み重ねが”普通の幸せ”につながるんだと思わせてくれました。

記憶がなくなっていったとしても、かつて里子さんが伴奏を弾いた曲をつぐみちゃんが歌うのを聞いて平さんが笑顔になるように、日々の中に小さな幸せを積み重ねて生きていく。「朝顔」はあたたかい陽だまりのようなドラマでした。半年間ありがとうございました。

監察医 朝顔2番組情報

2019年夏クールに放送された『監察医 朝顔』。登場人物の素敵な人柄はもちろん、感動的なストーリーは涙なしでは見られないヒューマンドラマ。今回、シーズン2が放送されると知りとても嬉しく思います(^^)

主人公、万木朝顔は神奈川県にある興雲大学の法医学教室に勤める法医学者。ご遺体を解剖し、様々な死因を特定する中で、何故亡くなったのかわからないという不詳の死という結果を出さないことを信念に、ご遺体の「生きた証」を見つけ出すべく日々奮闘しています。

また、父親の平は朝顔の法医学教室が管轄する警察署強行犯係で刑事として働きながら、東日本大震災で行方不明となった亡き妻の「生きた証」を今も探しています。

今回、新たに始まる『監察医 朝顔』では、前シリーズで描かれたラストの翌年春を舞台に幕を開きます。捜査一課の刑事として働く夫の桑原と、娘のつぐみ、朝顔と平。万木家の4人はあの頃と変わらず穏やかな日々を過ごしています。

前シリーズで、母を亡くしたという事実を、結婚出産を経て、娘を育てる中で少しずつ少しずつ乗り越えてきた朝顔。今回、あることがきっかけで朝顔が平の代わりに東北へ母の遺体と「生きた証」を探しに行くことになるそうです。どんな出会いが朝顔を待ち受けているのか、朝顔はそこで何を感じるのか、心配もありますが、少しずつ強くなった朝顔の成長が見られるのではないでしょうか。2クール放送であるからこそ、朝顔の繊細な心の動きを丁寧に追えるのではないか、朝顔にしっかりと寄り添えるのではないかと期待しています。

また、足繁く東北に向かい妻の「生きた証」を探す平。ひたむきなその姿には哀愁もありますが、朝顔に対して、いつも優しく寄り添ってきた平が孫のつぐみが生まれてからは、孫にデレデレ。そんな平の姿はなんだかほっこりさせられるものがあります。今回はどんな風に朝顔を支えていくのか、平自身も妻の死をどう乗り越えていくことが出来るのか、注目したいです。

また、夫の桑原のキャラクターの良さや、娘つぐみの純粋な可愛さも必見。万木家の何気ない日常の中にある温かさも同時に楽しみたいと思います。

月9史上初の2クールで描かれる、法医学者と刑事の父娘が過ごすかけがえのない日々。心が温まり、感動すること間違いなしです◎

放送局・放送日程

放送局 放送時間 放送開始日
フジテレビ 月 21:00 2020年11月2日
UHB(北海道文化放送) 月 21:00 2020年11月2日
MIT(岩手めんこいテレビ) 月 21:00 2020年11月2日
OX(仙台放送) 月 21:00 2020年11月2日
AKT(秋田テレビ) 月 21:00 2020年11月2日
SAY(さくらんぼテレビジョン) 月 21:00 2020年11月2日
FTV(福島テレビ) 月 21:00 2020年11月2日
NST(新潟総合テレビ) 月 21:00 2020年11月2日
NBS(長野放送) 月 21:00 2020年11月2日
SUT(テレビ静岡) 月 21:00 2020年11月2日
BBT(富山テレビ放送) 月 21:00 2020年11月2日
ITC(石川テレビ放送) 月 21:00 2020年11月2日
FTB(福井テレビジョン放送) 月 21:00 2020年11月2日
THK(東海テレビ放送) 月 21:00 2020年11月2日
KTV(関西テレビ放送) 月 21:00 2020年11月2日
TSK(山陰中央テレビジョン放送) 月 21:00 2020年11月2日
OHK(岡山放送) 月 21:00 2020年11月2日
TSS(テレビ新広島) 月 21:00 2020年11月2日
EBC(テレビ愛媛) 月 21:00 2020年11月2日
KSS(高知さんさんテレビ) 月 21:00 2020年11月2日
TNC(テレビ西日本) 月 21:00 2020年11月2日
STS(サガテレビ) 月 21:00 2020年11月2日
KTN(テレビ長崎) 月 21:00 2020年11月2日
TKU(テレビ熊本) 月 21:00 2020年11月2日
KTS(鹿児島テレビ放送) 月 21:00 2020年11月2日
OTV(沖縄テレビ放送) 月 21:00 2020年11月2日
TOS(テレビ大分) 月 24:54 2020年11月2日
UMK(テレビ宮崎) 月 24:54 2020年11月2日
ATV(青森テレビ) 平日
13:55 or 14:55
未定
UTY(テレビ山梨) 平日 15:50 未定
KRY(山口放送) 水 24:54 未定

関連作品

スタッフ

【原作】
原作:香川まさひと、漫画:木村直巳、監修:佐藤喜宣
『監察医 朝顔』
マンサンコミックス〈実業之日本社〉刊
【脚本】
根本ノンジ
【音楽】
得田真裕
【主題歌】
折坂悠太「朝顔」
【法医学監修】
上村公一(東京医科歯科大学)
【法歯学取材】
斎藤久子(千葉大学)、勝村聖子(鶴見大学)
【医療監修】
髙田哲也、佐藤留美子(日吉メディカルクリニック)
【プロデュース】
金城綾香
【演出】
平野眞、阿部雅和、三橋利行
【制作】
フジテレビ
【番組HP】
https://www.fujitv.co.jp/asagao2/
【Twitter】
https://twitter.com/asagao2_2020
【Instagram】
https://www.instagram.com/asagao2_2020/

キャスト

興雲大学法医学教室
万木朝顔:上野樹里
興雲大学法医学教室に勤める法医学者。愛情深く心優しい女性。桑原真也と付き合っている。東日本大震災で母を失ったのみならず、遺体すら見つかっていない。そのため、遺体を不詳の死にはさせないという信念を持つ。
夏目茶子:山口智子
興雲大学法医学教室の主任教授。1つの死の影には多くの人たちの悲しみがあるのを忘れないことが仕事の矜持。平とも長年の親交を持つ。朝顔にとって師であり姉のような存在。
藤堂絵美:平岩紙
遺体の治療痕や歯から身元を特定するのが得意な法歯学者。雅史の妻。著作がベストセラーになり、売れっ子法歯学者として世界を飛び回っている。
藤堂雅史:板尾創路
絵美の夫。関西弁でのらりくらりとしながらも、仕事は細やかで丁寧にこなし、朝顔も何かと頼りにするベテラン法医学者。
安岡光子:志田未来
医学部生時代に時給の高さが目的で法医助手のアルバイトをしていた。朝顔たちの影響で、法医学者になり、朝顔たちの同僚となる。思ったことをそのまま口にするKYな性格。
高橋涼介:中尾明慶
法医学者を縁の下で支える検査技師。明るいムードメーカー的な存在であり、博識でそこらの法医学者より優秀。
熊田祥太:田川隼嗣
医学部生。実家は歯科医で、法医学のアルバイトをする。上昇志向に乏しく、事なかれ主義な草食系男子。さらに要領も悪く、ケアレスミスで注意されることもしばしば。
神奈川県警
桑原真也:風間俊介
朝顔の夫。野毛山署強行犯係を経て神奈川県警捜査一課の刑事。正義感が強く謙虚な好青年な一方、小心者で心配性な一面も。
丸屋大作:杉本哲太
優秀だが頑固な検視官。自身の検視の前に法医学の検視が行われることを非常に嫌がっているが朝顔のことは非常に信頼している。
伊東純:三宅弘城
検視官。旅館の跡取りであるため結婚後、検視官を退職したが、今は山梨県警で検視官として働いている。
野毛山署
万木平:時任三郎
野毛山署強行犯係の刑事で、朝顔の父。真面目な性格で可能性がある限り徹底的に捜査する。時間があれば東北へ向かい、妻の遺体を探し続けている。
山倉伸彦:戸次重幸
野毛山署強行犯係係長。勢いだけで空回りしてしまうこともあるが、優秀な刑事。平や部下からの信頼は厚い。
森本琢磨:森本慎太郎(SixTONES)
野毛山署強行犯係に勤める刑事。野毛山署時代の桑原とは気心の知れた存在。最近は平とコンビを組んで捜査にあたっている。
岡島浩司:斉藤陽一郎
野毛山署強行犯係に勤める刑事。
愛川江梨花:坂ノ上茜
野毛山署強行犯係に勤める刑事。男性に囲まれながらも、何も恐れることなく、ズケズケと発言できる女性刑事。
沖田宗徳:藤原季節
鑑識。
渡辺英子:宮本茉由
鑑識。
桑原忍:ともさかりえ
桑原の姉。信用金庫に勤めていたが子供が大きくなったため念願の警察官に転職した。
万木家
嶋田浩之:柄本明
朝顔の祖父、里子の父。
万木里子:石田ひかり
朝顔の母。東日本大震災で被災し、今でも行方不明。
桑原つぐみ:加藤柚凪
朝顔と真也の娘

ゲスト出演者

第12話
松野紗英:依田ゆい
転落死した女性。解剖により覚せい剤の常習者と判明する。
松野武弘:住田隆
紗英の父。
松野翠:黒沢あすか
紗英の母。
第13話
宮田市郎:赤楚衛二
被害者の隣人。

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2020年秋ドラマSchedule

月9

2021.06 ナイト・ドクター
主演:波瑠
2021.04 イチケイのカラス
主演:竹野内豊・黒木華
2020.11 監察医 朝顔2
主演:上野樹里
2020.04 SUITS/スーツ2
主演:織田裕二
2020.01 絶対零度~未然犯罪潜入捜査~
主演:沢村一樹
2019.10 シャーロック
主演:ディーン・フジオカ
2019.07 監察医 朝顔
主演:上野樹里
2019.04 ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜
主演:窪田正孝
2019.01 トレース~科捜研の男~
主演:錦戸亮
2018.10 SUITS/スーツ
主演:織田裕二
2018.07 絶対零度~未然犯罪潜入捜査~
主演:沢村一樹
2018.04 コンフィデンスマンJP
主演:長澤まさみ
2018.01 海月姫
主演:芳根京子
2017.10 民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~
主演:篠原涼子
2017.07 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season
主演:山下智久
2017.04 貴族探偵
主演:相葉雅紀
2017.01 突然ですが、明日結婚します
主演:西内まりや
2016.10 カインとアベル
主演:山田涼介
2016.07 好きな人がいること
主演:桐谷美玲
2016.04 ラヴソング
主演:福山雅治
2016.01 いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
主演:有村架純・高良健吾

-2020年秋
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