【監察医 朝顔2】第14話の感想・ネタバレ/問題の一つひとつがゆっくりとあるべき場所に着地をした

監察医 朝顔2第14話 感想 ※ネタバレ注意

今回は孤独編完結とあって、万木家の家族の絆の強さを再認識させられた回だったと思います。

冒頭、2人目をと‥と話す桑原でしたが、朝顔はお皿洗いで全く聞こえてなかった様子。本当に聞こえてなかったんですよね?(笑)桑原の空回りに笑っちゃいましたね。

そして、平の家を訪ねた朝顔。行くことを伝えていたのに、平はそのことも覚えていませんでした。そしてメモだらけの部屋を見た朝顔は平の現状を嫌でも目にすることに。きっと不安な気持ちが朝顔に押し寄せたと思います。

ところ変わって、浩之の病院を訪ねた朝顔は、歯を調べると伝えます。浩之はありがとうと何度と頭を下げ、「もし違ったらすぐ返してあげて、待っている人に申し訳ないから。」と話しました。

みんな大切な人の生きていた証を求めている。これは長年待っていた人だけがわかる感情ですよね。後に、朝顔はどんな結果でもお母さんだったって伝えるつもりだと話し、余命わずかになった祖父を安心させてやりたいと思っているんだろうと感じました。

寒い仙ノ浦。「あの日はもっと寒かった。寒かったのに手袋を貸した母は優しいよね」と朝顔は平に語りかけます。すると、朝顔も優しい、つぐみも優しいと平は返しました。

朝顔は平の要素もあると思うなと話し出し、つぐみにも受け継がれている気がするよ。と言います。

親から子へ、子から孫へと受け継がれていく万木家のいいところ。そんな会話ができる穏やかな気持ちの2人。こんなシーンがずっと続けばいいのにと願いますが、平の症状は本人が自覚するほどにどんどん酷くなるばかり‥。

平は自分が変わっていくみたいだと朝顔に打ち明けました。お父さんはお父さんだよと返す朝顔に「だけど前のお父さんとは違うよ」と悲しそうに話す平のこの言葉には胸が痛みます。

全て忘れてしまい、自分が自分ではなくなるんじゃないかという不安。仙ノ浦で1人、すぐそこまで押し寄せているそんな感情に押しつぶされそうになりながらも、自分で決めた里子を探すといく目標だけを頼りに生きている平。家族には迷惑をかけたくないという平の気持ちも痛いほどにわかり、平の置かれる状況が辛すぎて言葉になりません。

そんな時、つぐみに言われた、いつおうちに帰ってくるの?という言葉は平の胸に響くものがあったと思います。

「朝顔たちに迷惑をかけたくない。でも絶対かけることになる。これから先、もっと迷惑かけることになる。」と話す平に「そうかなぁ、迷惑だって思わないもん。だってお父さんはお父さんだもん。」という朝顔。

朝顔はお父さんはお父さんというセリフを今回何度も口にしましたが、どんな姿であれ父は父だと言える朝顔はシーズン1の姿から思うと本当に強くなったと思います。この言葉が平に与える安心感は大きいのではないでしょうか?

そして、里子の演奏したピアノが録音されてあるカセットをきっかけに「帰ろうかな」と発した平。すごく勇気がいる一言だったと思いますが、平が帰ることを決断してくれて本当に良かったです。里子が後押ししてくれたのかもしれませんね。

また、朝顔と美幸の話すシーンも印象的でした。親が生きていること、子供が生きていること、これはすごいことだと話す美幸。そして朝顔に話した「すごくなんかない、ここしかないから。ここで生きていくしかないから。」という言葉。美幸の言葉は震災で娘を失い、自分だけが遺され、それでもこの場で生きていかなければならないという無情さのようなものを感じました。

辛くても寂しくても、遺されたものは生きるしかない。そんな気持ちの拠り所が同じ痛みを知る平だったのかもしれません。

久しぶりに4人揃った万木家。どうなってサンタさん来るのかと話すつぐみや、プレゼントをこっそり枕元に届ける大人たちの様子はほのぼのしく、いつもの万木家の姿を嬉しく見れました。

その後、平は病院に行きアルツハイマーと診断されたことを報告しました。「先に謝っておく、忘れちゃうかもしれないから。」このシーンは、知らず知らずのうちにかけてしまうであろう迷惑を想像し、居た堪れなく思う気持ちや、娘に迷惑なんてかけたくないという平の気持ちが溢れていて切なくなりました。

そして、そんな平に「4人で明るく、暮らしていこうね。」朝顔のかけたこの言葉や、サンタに何を頼むか聞かれた平が「何もないや、今十分幸せだから。」と目に涙を溜めながら話す平の言葉には、ただただ感情が揺さぶられ、涙が止まりませんでした。

やっとみんなが揃った万木家。これからきっと大変なこともあるはず‥。だけど4人なら大丈夫だと思わせてくれる温かさがそこにはありました。

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