【イチケイのカラス】第1話の感想・ネタバレ/竹野内豊の型破りな裁判官がカッコいい!

イチケイのカラス第1話 感想 ※ネタバレ注意

見応えのある初回でした!刑事裁判官を主人公として描く民放連続ドラマは今作が初めてだそうで、刑事裁判官という未知の世界を、竹野内豊さん演じる入間みちおと、黒木華さん演じる坂間千鶴の掛け合いで、面白く繰り広げられていました(^^)黒木さん、あんな長台詞をさらりとこなし、さすがの演技力でしたね◎

東大法学部卒、エリート裁判官の坂間千鶴。千鶴は赤字続きの東京地方裁判所第三支部、第一刑事部、イチケイを立て直すために赴任してきます。初日、めんどくさい堅物がやってくると噂するイチケイメンバーのもとに、正しいことを言ってめんどくさがられているのは理解していると登場した千鶴。登場シーンからも堅物感が漂っていましたね(笑)異動してすぐの仕事、中学生の質疑応答では判決を出すのは悩むかと聞かれ、悩まないと即答したり、裁判官にとって大切なことは赤字を出さないことだと元もないことをいう千鶴。千鶴は裁判官が的確かつ速やかに事件を処理することで日本の治安が維持されていると自負しており、ある意味プライドを持って仕事をしていました。

そんな千鶴に「裁判官としては優秀なんだろうね、悩まないことに、悩むことになるよ。」と言い放った男こそが、この物語の主人公、入間みちおでした。無礼な引率の先生かと思いきや、同業者(笑)2人の出会いは最悪だったのかもしれません。このシーン、千鶴が裁判でもないのに法服を着るかどうかで揉めた時、部長が千鶴を乗せるの、上手でしたね(笑)

入間みちおってどんな人物なのか。冒頭、弁護士バッチを握った手から捨てるようなシーンや私は無実ですのメモが回想されたり‥。何やら悲しい過去があったことは予感づけました。そんなシリアスなシーンとは裏腹に、入間は裁判官らしからぬ服装に髭、さらにはゆるゆるの発言。千鶴からすれば本当に信じられない存在な入間。

こんな相反する2人が同じ裁判官として一つの事件を合議制での裁判で担当することになりました。裁判には合議制と単独制があるなんて知らなかったです。また、入間が職権発動をし、議員の不正献金疑惑が関わっているその事件について現場検証をすることになり、裁判官が直接捜査することがあるのことも初めて知りました。

だけどこれ、法曹界に詳しくはないですが、きっとこれはリアルな世界では稀なことなんだろうなと嫌でもわかりましたね。この状況を入間っちゃった?と話すイチケイメンバーは、入間のこんな様子も呆れながらも受け入れており、きっと入間の信念を理解してくれているんだろうなと思わせてくれました。元傍聴マニアで入間のファンともいう書記官の石倉や、入間に振り回されている川添など個性的なメンバーに囲まれてますね(笑)入間と仲良くやれという駒沢に対しても千鶴はあらかじめ断りを入れるなんてやりとりも笑っちゃいました(笑)

職権発動により現場検証へ何度も向かい、お昼休みに法服で外に出てしまったり、裁判時に自ら名乗ってみたり。入間の仕事に対する姿勢を理解に苦しむ千鶴。「全てわかった上で、この事件に関わった人全員にとって1番いい判決を下したい。これは譲れないな。」という入間のポリシーがあると知り、少しずつ心動かさる千鶴の様子がすごく上手に表現されてあったと思います。

また今回、浦島太郎の乙姫をどう裁くか。乙姫の罪状は何か。という話も印象的でした。詐欺罪、危険物を渡したという意味では殺人未遂も視野に入れるべきだと話す千鶴に、乙姫がなぜ手渡したのか知ってからじゃないと返す入間。その後、御伽草子には鶴になった浦島太郎と亀になった乙姫が仲睦まじく何年も暮らしたとあるそうですが、この話に関しても入間らしさが滲み出ていましたね。

今回、入間たちが裁くのは、議員秘書をしていた父親の死を不審に思った息子の暴行事件。社会人として羽ばたいて行く息子を前に自分の生き方を改めてたいと思っていた父が小さな子供を庇って亡くなったこと。それにより罪の擦りつけがあったり、シングルマザーが嘘をつかなければいけない状況に追い込まれたりと心苦しい展開を、入間はしっかりと向き合うことで解決へと導きました。入間が目指す、事件に関わった人、全員にとって1番いい判決を下すということが出来ていましたよね。最後はすごくスッキリとさせてくれました。法廷で叫ぶ千鶴が見れるとは思いませんでした(笑)

11年前に、入間を弁護士から裁判官にと誘った駒沢。「いつの日か、あなた自身の手で捌くんだ、この国の司法を。」と語りかけていましたが、どんな過去が入間を苦しめたのか、今後少しずつ明らかになっていくであろう入間の過去にも興味が湧きました。入間に肩入れする駒沢に対し、日高判事が「正義感?同情?まさか贖罪?」と話すシーンもあり、「入間がいつか捌くかもしれない、あなたを。」なんて駒沢が返していましたし、何が重大な事件があったことだけが分かる今。今後、入間と日高、そして駒沢の関係性が明らかになるのも待ち遠しいですね。

そして、入間の「イチケイのカラスになれ、坂間千鶴。」というラストシーンのこのセリフには期待感が高まりました。次回が楽しみです。

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