【社内マリッジハニー】第1話の感想・ネタバレ/王道の甘い少女漫画の展開が疲れた深夜に癒やしをくれる

社内マリッジハニー

社内マリッジハニー第1話 感想 ※ネタバレ注意

『社内マリッジハニー』(MBS)が始まりました。原作は小学館『プレミアCheese!』で連載中の藤原えみさんによる同名マンガ。6巻の時点で累計70万分を突破している人気作です。

脚本を担当するのは内平未央さんと下亜友美さんの2人。着実に実績を積み上げている新進気鋭の若き脚本家がタッグを組み、少女漫画の王道をいく作品の実写化に挑みます。

『社内マリッジハニー』は、婚活アプリで顔も何も知らない2人が即日婚をしたところからスタートし、愛を積み上げていくラブストーリー。

婚約中の彼氏に浮気され、なかばヤケクソで「愛はいらない、ただ結婚できればいい」と結婚を決めた主人公・春田あみを演じるのは松井愛莉さん。一緒に過ごすうちに夫にトキメキ、興味を持ってもらうためにあざと可愛く振る舞うあみの役に適役といえるキャラクターです。

そして、夫・三浦真夏を演じるのは板垣瑞生さん。わけあって即日婚してくれる人をマッチングアプリで募集するが、容姿端麗で営業部の成績はトップのエリート。しかもドS。今年はほぼ毎月なんらかのドラマに出演している、まさに売れっ子として羽ばたこうとしている板垣さんは優しくてイケメンの三浦さんにピッタリ。

ヤケクソでまったく知らない人と即日婚するという設定にも驚かされますが、その結婚相手がイケメン・優しい・エリートと絵に書いたような理想的な夫像に少女漫画の世界観を感じずに入られません。それが悪いということではなく、たとえば『恋はつづくよどこまでも』のように王道の少女漫画的な展開で大ヒットした作品は多くありますし、何より「週末までまだ1日ある……」と憂鬱な木曜の深夜に見るには最適な甘い世界観なんです。

お互いの好みも、勤務先も知らない一風変わった新婚生活がスタートしますが、あみは婚約していた彼氏と別れた傷心もどこ吹く風。イケメンで優しくて気が利く真夏に恋するようになっていきます。

彼女はいわゆる“あざとかわいい女子”。自覚アリのあざとい行動を重ねて好意を抱かせようとするも華麗にかわしていく真夏。いやむしろ逆手に取って楽しんでいるSキャラでした。

それが垣間見えるのが、あみが真夏に好きになってもらおうと決めた後。ジェラートピケのようなフワモコの短パン姿でソファの上にちょこんと座り「寒くない?」と上目遣い。「そんな肌出てれば寒いでしょ」とブランケットをかける真夏に「寒いのはもっと後で」と誘惑しました。

「一緒に寝ようか」という言葉を期待しているのでしょう。自分からは言わず相手に言わせるタイプ。

ところが真夏は「一緒に寝たいってこと?」と逆にあみに言わせようとしました。恥ずかしがってるあみに優しくキス……新婚初夜が始まるかと思いきやこれでおしまい。「キスだけ?って思ったでしょ」と去っていきました。

これだけだと単にエッチをしたくない理由があったのかと想像もできますが、ドSぶりを発揮するのはこの後。

社内では結婚していることは内緒(結婚後に勤務先が同じと発覚)にしているのに真夏の営業部に「顔が見たかった」とあみが訪れます。ここでもあざとく振る舞うあみに対し「社内ではマズいでしょ。今日荷物が届くから受け取って開けといて」と軽くかわして追い返しました。その荷物というのがコンドーム。購入したときにニヤッとしたのはあみが開けて驚く様子を思い描いていたのでしょう。

まだ真夏が即日婚を募集した理由は明かされませんが、お互いに好意を抱きつつあり、会社はおろか周囲の誰にも告げていない新婚生活。さまざまなハプニングがありながら2人の距離が縮まっていく姿が想像できます。

週末まであとわずかの一番キツい木曜の夜、あと一踏ん張りをくれるスイーツのようなドラマになりそうです。

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