【ナイト・ドクター】7話の感想とネタバレ/根強い偏見、日本の救急医療を本気で変えようとする想いが少しずつ広がっていく

ナイト・ドクター第7話 感想 ※ネタバレ注意

今回は夜間に働く医師、男性の保育士、そしてホームレスに対する偏見やレッテルは、どんな状況でもついて回ることをつくづく痛感させられた回でした。

ナイトドクターが持つ仕事の意味が世間に広く知れ渡るまでにまだまだ時間はかかりそうだと感じながらも、同じ場所で働く5人が別々の夢を抱きつつも同じ方向を向ける日も来るのではないかと思えてしまうほどの絆が見えたように感じました。

冒頭、幸保に誘われて合コンに参加する美月。意外と言っては失礼かもしれないけれど、ちゃんとオシャレして微笑ましく思えました(笑)元彼が結婚し、父になることを知ったことがかなり影響していたようでしたが、やはりあんな別れ方してしまっては気になるのも無理はないかなと思います。仕事人間の美月が恋にも関心があるのだと分かり、なんだか安心しました(笑)

合コン相手に看護師だと偽ろうとする幸保の思惑とは反対に、美月はさらりとナイトドクターをしていると話します。明らかに男性陣の態度は変わり、女性の医師で、さらには夜間専門に働いているということへの偏見を感じずにはいられませんでした。

さらに、その日運び込まれてきた女の子の父親からも、「夜の病院は研修医や若い先生が多い、たった1人の大切な娘だからちゃんとした、いい先生に診てもらえるよう手配して欲しい」なんて言われてしまい‥。患者の家族に必要なはずのオペを断られたことを受け、幸保は人は肩書きや見てくれで判断すると嘆きますが、指導医の本郷は「それがお前たちの現実だ。当直は新米に押しつけられることが多い。だから俺はここを変えにきた。いつの日かナイトドクター制度が全国に普及すれば‥」と話しました。

確かに、私がイメージする病院での夜勤を務める人というのは、時間の融通が効く未婚の若い人たちや、これからいろんな経験を積むべき研修医が多いかも‥。その道のスペシャリストのような先生が夜の病院にいるとは到底考えられません。運び込まれた女の子の父親のように、ちゃんとした先生にお願いしたいという気持ちも全くわからないというわけではなく、今回のお話がなければ、それが偏見だということにも気づけないでいたかもしれません。

その後、容体が悪化する女の子に手術の必要性を訴える幸保ですが、それでも父が昼間の医師にこだわるところは、そんなことよりも娘の命を!と思いましたが、わざわざ昼間の医師のフリをして手術した本郷の機転はさすがでした。

また、ホームレスの患者の受け入れ先について揉めたことも今回の偏見というテーマに添っていた内容でしたね。幸保は昼間働く医者たちに偽善者だと言われた美月を、なぜあんなにできるのかと疑問そうに深澤に話しましたが、美月の過去を知り、少し腑に落ちたようでした。

その頃美月は、「同じ場所で同じように働いているからといって、全員が同じ方向を向いているとは限らない。」と本郷に言われた言葉を思い返していました。そこに来た桜庭からのお誘い。桜庭がいいムードメーカーとなり、みんなで、スイカ割りを楽しむ5人。みんなそれぞれ今後の夢を語り、お互いがお互いを分かり合えたいいシーンでした。

その中で、ナイトドクターを続けることは不安じゃないのか、全力で患者と向き合って虚しくないのかと幸保は尋ねます。「4人のイメージが出会った頃と今で変わったのは、みんなのことを知ることができたから。私たちの仕事もちゃんと知ってもらうことで変えられる。本気で日本の救急医療を変えようとしている本郷の思いに今は少しでも応えたい。」そこで返した美月の言葉が印象的でした。

保育士であるのに公務員だと話していた赤松に、いつか自分の仕事を胸張って言える様になるといいと話す姿や、昼間の医師にホームレスではない、浜辺さんですと返した幸保の姿からは、美月の言葉が届いたように感じましたし、こうやって行動を起こすことで少しずつ変わることがきっとあるはずだとも思いました。美月と幸保がいいバランスで支え合えているようにも感じ嬉しかったです。

また、助けを拒むホームレスに「何度でもあなたを受け入れる。それが私の仕事だ」と力強く話す美月の信念は揺るがなく、カッコいいとすら思わせてくれました。

ラストシーン、成瀬が脳外科に再度誘われていました。本当に移るのかも気になるところですし、そこで感じる美月の心の動きも注目したいです。深澤の妹カップルと、深澤、美月のダブルデートが行われるのかにも注目しなきゃですね!(笑)

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