オー!マイ・ボス!恋は別冊で第9話 感想 ※ネタバレ注意
今回は、潤之介に共感して、泣いていました。
奈未、深く考えずにプロポーズのOKしてしまったのですね。潤之介は、ちゃんと考えてから返事してと言っていたのに。自分の、潤之介を好きだという気持ちだけで返事しています。潤之介は、仕事のこととか、将来に夢とかも含めてのプロポーズだったなんて、奈未には伝わっていなかったのですね。
「夢か夢じゃないか悩むんじゃなくて、夢にしてから悩め」。中沢、ほんとにいいことを言います。遥も、中沢を見ての「なかなかの強敵」、恋でも仕事でもっていうことなのでしょうね。確かに最初は、奈未、やる気なかったですね。
潤之介は、カメラマンに未練があるのかもしれません。自分の撮ったパンフレットの写真のことを聞こうとしているのに、父の話。うんざりしていますね。
麗子は、奈未を編集部に残してくれと言ったなんて、認めてくれていたということですね。副社長は、フラれたと言っているけど、麗子は好きですよね。水族館を一生の思い出にするなんて。
理緒に、手術に付き添ってくれと言われて、奈未に相談する潤之介。「誰にでも優しいのは誰にでも優しくない」と言われたことを思い出しているからですね。白黒潤、おもしろかったです。
麗子が、備品管理部にいるなんて驚きです。きっと数日のことなのに、もうすっかり把握して、できる人は何でもできるのですね。麗子は合併回避できなかったから、部署異動しただけなのですね。
新編集長の麻美は、麗子に対してライバル意識は強いけどお互いに認め合っています。パワハラの記事を書かせたという新谷に水をかけるところは、気持ちよかったですね。副編集長の居酒屋での愚痴のせいではありませんでした。
麗子に編集部へ戻ってもらおうとあれこれやってもうまくいかないのは面白いです。
潤之介の母は、奈未がどんな子か気になって、あとをつけています。お茶目なかわいい人ですね。そこで父と麗子のわだかまりを聞きました。「うまくいかなかったとしても無駄じゃない」、いい言葉です。パリ留学に時に麗子が言った言葉と、食事会の場所を麗子に告げた奈未、食事会では、潤之介と自分のことより麗子のことばかり。切ない潤之介の表情に泣けました。
奈未は、自分が書いた社内報の麗子の紹介と、雑誌も持って行っていました。麗子をすごい人だと、MIYAVIのことを話す奈未の目はきらきらしています。自分はすごくないと、麗子は現れました。奈未のおかげで、麗子と父は仲直りすることができました。でも、「宝来製紙継げなくてごめん。父さんの夢叶えてあげられなくてごめん」って、潤之介がいるのに、潤之介が継ぐと言っているのにひどいなあと思いました。
父の夢って、何だったのかはよくわからないけど。潤之介はどんな気持ちで聞いていたのでしょう。もしかしたら夢見つけちゃったかもという奈未に、それが奈未を編集部に残した理由だという麗子。それを見つめる潤之介は、安心して眠る奈未の寝顔を見て、何を考えていたのでしょう。
2人が出会ったベンチで、出会いの時の思い出話をします。「何があっても俺のこと信じていいお守り」と言って、高級ブランドの婚約指輪を渡します。何か不安なことあるならちゃんと言ってと目を赤くして言う潤之介に、奈未は大丈夫と答えてしまいます。どうしてちゃんと考えて、潤之介に言わないのでしょう?
職場に尋ねてきた理緒に、仕事が楽しくなってきたことを話します。ここでやめたら中途半端になってしまうかなと。理緒は、編集者になることが夢になったにかなと言い、奈未も、そうなのかもと思い始めています。なぜ、そんな大事なことを潤之介に言わないのでしょう。好きだから、困らせたくないのでしょうか。
理緒は、潤之介は夢にふたをしてると言います。夢がないことで悩んでいた時、夢がなくてもいいじゃないという風に言ってくれた潤之介を思い出している奈未。理緒は、奈未まで夢にふたをしたら、潤之介が悲しむと言います。不安なことあったらちゃんと言ってと言った潤之介の真意がここで分かったのかもしれません。仕事が中途半端だと思うなら、未練があるなら、優しい潤之介を余計傷つけることになると、理緒が言います。
ラーメン屋で偶然出会った潤之介と中沢。潤之介は、奈未にプロポーズしたことを報告します。中沢は奈未は「やっとこの仕事の楽しさが分かってきて、編集の仕事がしたいと思っている」と言います。「そんなことわかってるよ、ドS先輩」「だよな」と。この2人の言葉がしみました。
屋上で星を見る二人。寒いという奈未を、潤之介が後ろから抱きしめます。奈未が出会って好きなってよかったというと、もしかして、夢も見つけられた?という潤之介。泣きじゃくる奈未。泣かないで、分かっているという潤之介。奈未には、いつだって笑っていてほしいと。奈未は、婚約指輪を返します。真っ赤な目で、涙をこらえて、「元気でね」と潤之介。ここで、主題歌。ぴったりでしたね。出会いからの思い出がめぐる奈未。あのベンチで泣き崩れています。
人の気配に顔を上げると中沢。「お前がまた泣いてる気がして」と。
結局奈、未が婚約指輪を手にしていたのは、半日だったのですね。不安なことがあるならちゃんと言ってと言われたときに、仕事のことを話していたら、何か変わっていたのかなと思いました。好きだという思いだけでOKせずに、気持ちを話して一緒に悩んでいたら、遠距離恋愛になっていたかなと。結婚はまだ先でと。でも、奈未が夢に区切りがつけられるときが来るのでしょうか。
潤之介は、夢にふたをしたまま、宝来製紙を継いでやっていけるのでしょうか。父の期待が姉に向いていたことも知っているのだから、少し辛いですよね。
次回、最終回なんですよね。どんな終わりになるか想像できません。奈未は、すぐに中沢にすがってしまうような子ではないけれど、可能性を残して終わるのでしょうか。それとも、潤之介も、夢をあきらめずにカメラマンを続けるのでしょうか。それは難しいか知れませんが、父が気がついて、ということがあるかもしれないと思います。麗子は、やはり編集長として戻ってきてほしいです。そして、副社長と麗子も、うまくいってほしいです。
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