【大豆田とわ子と三人の元夫】第3話の感想・ネタバレ/今回は角田さんの好演が光りました。ダンスシーンは映画のよう

大豆田とわ子と三人の元夫第3話 感想 ※ネタバレ注意

ミスター小皿の異名をもつ佐藤鹿太郎のちょっと残念で、でも憎めない人柄が描かれつつ、社長としての、とわ子の苦悩が描かれた回でした。

予算を理由に自信のあった設計を不採用にされ辞めた若い建築士が、バーで友達に散々とわ子の悪口を言った後に続けます、

俺、社長好きだけどね。
あの人、嫌われても逃げないから。
みんなに良い顔して誤魔化したり、だったらお前がやれよって逃げたり、社長がそういう人だったら会社つぶれるでしょ。
あの人はちゃんと嫌われる役を引き受けたんだよ

嫌われる役回りを引き受けた。
それって、言葉でいうより、ずっとしんどいことだと思います。

本当の自分を脇において、誰かが傷ついたとしても、誰かに嫌な思いをさせても、正論を言わないといけないから。そして、孤独になるから。

それを理解してくれる誰かがいることがどれだけ救いになるか。

若い建築士くんが、意外とわかっている若者で驚きました。辞めてしまったけれど。

同じ頃、会食から帰ってきて一人会社で仕事をするとわ子は、疲れた自分を元気づけるために、好きな建築の本を開いていました。

このシーンはほんの数秒でしたが、建築士として、本当は”作品”といわれるような芸術性の高い建築を愛しているとわ子の姿が描かれていて、社長という立場だからこそ、会社を成り立たせるため社員を守るために、断腸の思いで不採用にした心痛をことさら感じました。

その弱ったとわ子を勇気づけたのは、意外にも鹿太郎でした。

器を小さくしていけばいいんだよ。
誰だって、思ってたのと違うな、やってらんないなって時があるよ。
そう言う時に我慢することないんだよ。
愚痴こぼしていこうよ、泣き言言っていこうよ。

大人になると、泣き言を言えない、人前で弱みをみせられないことが増えていきます。社長ならなおさら。そんな時に、横にいて、弱音を全肯定してくれる人の存在は大きいです。

昔、フラれた若い女性と遭遇し罵倒されていた鹿太郎の腕をとり、「残念でしたねっ!」と味方してくれたとわ子のように、今度は鹿太郎がとわ子にとって、しんどい時に全力で味方になってくれる存在になったのだと思いました。

そして、ダンスをしている二人が最高に素敵でした。

窓からふりそそぐ光。映画のワンシーンのようで(場面の切り替えなど、ラ・ラ・ランドのようなミュージカルを彷彿とさせます)、脚本もさることながらカメラワークや照明、映像技術もレベルが高いと感動しました!

もう一人気になるのが、とわ子の娘・唄ちゃんです。

人に期待しなきゃいいんだよ。

勉強もやめ、医者になるのもやめて、二十歳までにお金持ちと結婚することにしたという 唄ちゃん。人に期待しないのに、人のお金に期待する選択をとるのか、と少々矛盾に感じつつ、本編前半でみせた「好きなことやりたいなら、その分人件費削るって言えばいいんだよ」というような辛辣なものいいといい、急な変化が気になります。彼女に何があったのでしょうか。

個人的には、前回まで唄ちゃんが部屋着として着ていたナショジオ(National Geographic)のパーカーがおしゃれ可愛くて気になっていました。

とわ子の服装も、毎回、大人の落ち着いた雰囲気なのにビビッドカラーが使われていて、かつ品があります。

今話で、鹿太郎が会社の中でとわ子をダンスに誘ったシーンがありましたが、手をとった時にアップにされたとわ子のブラウスの袖のデザインがとってもおしゃれでした。手元足元までこだわりが伝わってきます。ファッションだけでも見ていてわくわくするドラマです。

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