【大豆田とわ子と三人の元夫】第5話の感想・ネタバレ/八作のエピソードが目白押し!物語が大きく動き始めた回

大豆田とわ子と三人の元夫第5話 感想 ※ネタバレ注意

今話は、第一章の大詰めに近く、八作ととわ子が離婚した理由や、八作の片思いの相手をとわ子が気づいてしまうなど、3回の離婚の大となる二人の関係性が深く描かれていました。

そして、誕生日にとわ子は攫われたり、元夫たちに縁のある女性たちの本心も見えてきて、物語が大きく動き始めた第5話でした。

先週に引き続き八作のエピソードが目白押しで、ふわふわした掴みどころのない印象だった八作の本心が、細やかな脚本と松田龍平さんの演技で鮮明に描かれていました。

モテすぎて、望んでないのに親友から彼女を奪ってしまった八作。親友に早良から告白されたことを正直に話すところが、八作の良さだなと思いつつ、その親友も傷つき、辛い言葉を投げかけられます。

「好きな子がいるのに結婚してしまうずるいところがある」と。

そう言われた瞬間の顔は、八作がこれまでに見せたことのない切ない表情でした。

今までもほとんど表情を変えない、あまり語らない八作でしたが、無表情に近い表情の中に悲しみを確かに感じました。松田さんの役者としての力量を感じさせられました。

親友には八つ当たりされ、さらに片思いをするかごめには、まるで相手にされていません。虫に似ていると言われ、男としての対象にもされていないですし、深夜までやっている古本屋に誘っても、聞こえていないような目にも入っていない様子のかごめでした。

天然モテ男の八作のオーラはかごめには全く通用せず、実らない片思いをずっと抱えることに。

それに対して、とわ子は、八作との離婚への後悔の思いが描かれました。

唄が医者になるのをやめて18歳で結婚すると言ったのは、3回の離婚をしてきた自分の影響なのではないか。子どもから父親を奪い、父親から子どもを奪ったという負い目。

そんな二人は落ち込んだ時に、互いを必要としていました。

親友に八つ当たりされた八作は、とわ子のマンションに向かおうとして、引き返しました。きっと、別に好きな人がいるのにとわ子と結婚した時のように、親友が「ずるい」というように、とわ子に甘えようとしている自分に気づいたからでしょう。

とわ子も企画会社の社長からひどい言葉を浴びせられ、八作のお店に行っています。

本当は、お互いに好きで大切な存在なのに、26歳のとわ子には、夫の「心の中に別の人が住んでいること」が受け入れられなかった。

八作がかごめを好きなことは事実でしょう。と同時に、とわ子と一緒にいた時間が幸せで、好きだったことも真実だと思います。本当に好きだったからこそ、許すことができなかったのではないでしょうか。

そして、今話、八作は元妻経由で片思いの相手に靴下をプレゼントしようとします。ついに八作の片思いの相手に気づいてしまったとわ子でした。

それにしても、スカパラの谷中敦さん演じる企画会社の社長はクソ男でしたね。セリフを思い出すだけでイライラするので割愛しますが、個人的には谷中さんが好きなのでもっといい役で登場してほしかったです。でも、ダンディで男前でイケすかない社長役がハマり役なのがすごい。

他の二人の元夫たちも、それぞれに向かい合うべき女性たちが現れました。

慎森は、2年前から泊まっているビジネスホテルで小谷翼が働いていたということがわかりました。小谷翼が言った「慎森が奪ったもの」とはなんなのでしょう。

鹿太郎は、女優の古木さんの好意に気づいていません。「器の小さい恋がしたい」と言ってカップヌードルを選んでいるシャレが効いています。

次週予告の慎森の言葉が印象的です。

「僕たちは大豆田とわ子に甘えてたんです」

大豆田とわ子という過去の存在に甘えて、今目の前にいる相手にも、自分の気持ちにも向き合っていなかった元夫たち。

次週、3人の女性と3人の元夫が催す餃子パーティがどんなものになるのか、怖い物みたさのわくわくした気持ちになっています。

そして、企画会社社長の車に乗ったとわ子はどうなったのでしょう。

正直に言って、多額の予算を組んでトップの情問題で契約を白紙にするような企画会社は論外ですが、契約完了しない時点で多額の発注をしてしまうしろくまハウジングもどうなのかと思ってしまいました。

とわいえ、ドラマのストーリーとして、とわ子がこの危機をどう乗り越えるのかも気になります。六坊さんを中心に、しろくまハウジングの社員も奮闘も見られそうです。

次回で第一章が完結となるようです。

コミカルでちょっと寂しくて可愛らしい、元妻と元夫3人の物語は次週で一つの着地点を迎えそうです。三人の元夫にとっての、とわ子とは。

とわ子の言葉にあるように、「人生に失敗はあっても、失敗の人生はありません」。

とわ子も夫たちも、失敗をどう乗り越え、人生を面白がれるのか。

次週、そして第二章も楽しみです。

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