【プロミス・シンデレラ】10話(最終回)の感想とネタバレ/やっと壱成と向き合えた早梅

プロミス・シンデレラ 第10話

プロミス・シンデレラ第10話 感想 ※ネタバレ注意

まるでホラーのような前回の終わりでしたが、最終回はホッとして終われてよかったです。

早梅に「気持ちに答えられない」と言われスッキリしたと洸也に話す成吾。10年前を振り返って、追いかけなかった自分のことを考えます。覚悟がなかったと。高校生だから仕方ないという洸也に、高校生だから突っ走っておけばよかったと。壱成を見ていて、そう感じたのでしょうね。早梅のことだけを思って突っ走っている壱成がまぶしいのでしょう。あいつならきっと追いかけたと、寝言のように言っていました。

友達のところに泊まるとメッセージを残しながら帰らない壱成が心配です。「惚れた女を悲しませるような孫に育てた覚えはない」という祖母は、かっこいいですね。10歳も上の女性と付き合うなんて普通なら反対しそうなのに、ずっと見て来て、壱成の成長がうれしかったのでしょうね。

早梅に菊乃から、壱成を縛っている写真が送られてきました。壱成のスマホで電話がありました。成吾と抱き合っている写真を撮って送らないともう2度と会えなくすると‥。学校が始まるのに来ない壱成に友達から次々とメッセージ。暗い学生時代を送った菊乃は、それも面白くないのですね。

どうしてこんなに菊乃が早梅を恨んでいるのかと思ったら、高校生の時に会っていたからでした。

いじめられている菊乃を見て、いじめている子たちに向かって行った早梅は、昔も今も正義感の塊です。早梅はそれが自分の気持ちに素直な行動だけど、菊乃はそれを素直にうけとめられなかったのですね。弱くて立ち向かっていくことのできない自分が、よけいにみじめに思えたのでしょう。

そんな早梅が、菊乃がひそかに思いを寄せていた成吾の気持ちを受け入れなかったことが許せなかったと言います。そして、別の人としあわせになっていたことが余計に気持ちを強くしたのですね。まっすぐな早梅の心が、嫉妬や憎悪で汚れていくところを見たいのですね。

理不尽に負けずに対抗してきた早梅に、理不尽を受け入れさせたいと言います。成吾としあわせになった後で、菊乃との関係を知れば、きっと早梅は壊れてしまい、その姿を見た成吾はきっと嫌いになると思っています。かなり複雑な気持ちですね。10年前に中途半端な別れ方をしたから、いつまでも早梅のことを思っているから、ちゃんと嫌いになって欲しいという思いでしょう。壱成は菊乃の自己満足じゃないかと言います。

ここから兄弟の絆が鮮やかに解決します。サスペンスのようです。洸也からのメッセージに紛れて成吾が壱成の居場所を問い、壱成もそれに気がつき二人だけが分かる言葉で居場所を教えます。

壱成は、早梅のようにまっすぐ生きられなかったから、うらやましくて、早梅を自分のようにしたいのだろうと。壱成は早梅が今まで会った人たちと違っていたことを思い出しています。こんな状況になっても早梅を信じて、好きだという壱成は、菊乃にとっては鬱陶しい存在でしょうね。

成吾は助けてほしいと、菊乃を旅館に呼び出し、従業員総出で宴会があると嘘をつきます。自分の部屋に呼び出して、壱成を監禁して成吾を脅している音声を録音して、本当のことを話します。

その間に早梅が壱成を助けに行きます。壱成のもとに走りながら壱成との出来事を思い出しています。そこへ、成吾から連絡があったのでしょう、吉寅が車で現れます。

壱成のもとに行った早梅は、抱きつくかと思ったら、まずは何発も頭を叩いています。その後で泣きながら抱きついて、もうどこにも行かないでと、やっと本音が言えましたね。

成吾は菊乃に一緒に警察へ行こうと言いますが、菊乃は本当に何がいけなかったのかわからない様子です。逃げ出した菊乃は包丁を手にし、もう終わりにすると、死のうとします。成吾は高校生の頃の明(菊乃)を、醜いともみじめだとも思っていなかったと言います。一緒に日直をした日に、字がきれいだとか褒めてくれて、優しくしてくれて、それで菊乃は成吾が好きなったのですね。

早梅と壱成も来ました。早梅は菊乃を助けに入った時のことを思い出しました。菊乃は初めて本音で、早梅にあこがれ、早梅のようになりたかったと認めます。でも、自信も勇気もなくて、弱くてずるいみじめな生き方しかできなかったと。早梅のように生きられる人なんて、そうそういません。みんな、そうありたいと思いながら、ちょっと勇気を出したり、ずるもしたり、相反する2つの中で自問自答しながら生きています。

勝手に強いと決めつけて、と言った早梅ですが、早梅だって、いろんなことがあって泣いたり悩んだりして生きています。10年前に成吾の気持ちを踏みにじった早梅のせいだという言う菊乃に、だったら最初から自分のところに来ればいいと言います。刃物を持った菊乃に近づく早梅は、やっぱり強いと思いますが。刃物を捨てて、早梅をビンタする菊乃。止めに入ろうとする成吾を壱成が押さえます。素手なら、本音でやりあった方が、うまく収まると思ったのでしょう。あなたは弱くないと、必死に生きてきたのでしょうという早梅。成吾を幸せにしたいと思うならやり方が間違っていたと。自分みたいにならなくてよかったと。

菊乃の表情がふっと和らぎました。怖い顔で「あなたはあなたよ」という早梅。ずっと支えてくれたという成吾の言葉に泣き崩れる菊乃でした。

真実を知っても、菊乃の寂しげな表情が気なっていた、早梅の元夫の正弘が、これからは菊乃を支えてくれそうです。

お互いの気持ちを確認したものの、早梅と壱成の関係はなんとなくぎくしゃくしています。今までどおり、憎まれ口をたたく壱成ですが、早梅の反応は変わってしまったと、壱成は感じています。マンガの話をしている仲居たちの会話が気になりますよね。アラサー女子と高校生では、そうなりますね。18歳未満では犯罪になりかねないのです。本当にお互いを思う恋愛ならいいのですが。でも、大人としてはそうはいかないですよね。

壱成を成長させてくれた早梅に感謝していると、家族だと思っているという祖母。気兼ねしなくてもいいと言われても、けじめはつけたいと思っている早梅ですよね。引っ越しを決めたのもわかる気がします。別に住んで、普通の恋人同士のように会えば、それでいいとも思います。バイト代が出たらプレゼントをしようと思っていた壱成、引っ越しまでには間に合わないと落ち込んでいますね。旅館で働いているんだし、休みに会って渡してもいいのに、と思ってしまいます。

引っ越しの日、壱成のサプライズプレゼントのことを洸也から聞いた成吾は、壱成に前払いでバイト代を渡します。成吾と早梅があっていた川沿いの道で。お前がそうしたいなら追いかけろと言って。自分にできなかったことをしてほしいのですよね。自転車で追いかけて、追いつきます。もうどこにも行くな、一緒にいるって、次は絶対守るって約束したって。

早梅は、信じるのも信じられるのも怖いと言って、逃げます。壱成と一緒にいるのが楽しくて、ずっと一緒にいたいけど、壱成の将来のことを考えると、どうすればいいか分からなくなっています。好きなっちゃったと言う早梅に、年の差なんてどうでもいい、早梅だから好きなんだと言う壱成。自分が18歳になったら結婚すると、プロポーズです。プレゼントのきれいなジミーチュウの靴。予想通り、サイズ違いでした。それでもうれしいという早梅。引っ越しはやめたのですね。プロポーズの答えはサイコロで決める高く投げる早梅でしたが、答えはキス。もちろんOKですね。

高校生と年上女性の恋というと思いだすのがはじこいです。ピンク頭の高校生・匡平は、塾講師・春見の友達の美和に言われて、18歳の誕生日まで、告白をがまんしていました。この違いなぜ?本当の恋愛ならいいと言いますが、先生と生徒の場合は例外で、美和はそれを心配したということなのでしょうね。

最初は信じられないほどひどい高校生だった壱成がどんどんかわいくなっていきました。早梅に会って、変わったといより、本来の自分に戻ったのでしょう。母のことで旅館と兄を憎んでいましたが、それも無くなって、ちょっと口は悪いけど、やさしい子になりました。高校の友達とも本当の友達になれてよかったです。

途中からはまるでホラーでしたが、明・菊乃の辛かった思いもわかり、しっかり自分で決着着いたと思います。成吾と壱成の兄弟関係も昔のようによくなりました。丸く収まった感じですが、成吾にも素敵な恋が生まれるといいなと思います。素敵な成吾を好きになる人はたくさんいるでしょうけど、成吾が心から好きになれる人に出会えることを祈りたいですね。

壱成が高校を卒業したあたりで結婚するのでしょうか。結婚しても壱成は大学生でしょうね。そんな日の姿も見たい気がします。

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