【ラジエーションハウス】第1話の感想・ネタバレ/天才的な読影技術を持つ異色の放射線技師

ラジエーションハウス第1話 感想 ※ネタバレ注意

写真には2つの力が秘められている。1つはかけがえのない思い出を永遠のものにする力。そして、もう一つ。ここに写真を武器に命を救おうとする者たちがいる、彼らは知っている。写真に秘められたもう一つの力の意味を。それは真実を映し出す力だと。

舞台は甘春総合病院、ラジエーションハウス。

主人公は、初恋相手で医師を目指す杏に、カメラマンになって手伝ってほしいと言われたことをきっかけで放射線技師になった唯織。

冒頭、杏が映る1枚の写真を大切そうに見つめ、再会のシュミレーションを念入りに予習していましたが、久しぶりの再会は最悪すぎる展開でしたね(笑)

杏は全く唯織のことは覚えておらず、なんなら気持ち悪いと拒否反応を示すほど。抱きついてしまったりお尻を掴んでしまったり‥そうなるのも無理ないですが(笑)だけど、そんな杏の気持ちを唯織の放射線技師としての才能が少し動かしたのではないかというストーリー展開でしたね。

まず、唯織の凄さは通勤中のバスで発揮されていました。運転手に脳梗塞の疑いがあると救急車を呼ばせた唯織。ただ、病院に着いた頃には症状も回復しており、運転手も申し訳なさそうでした(笑)

しかし検査の結果、本当に脳梗塞の一歩手前。同期の広瀬だけが知っている事実でしたが、唯織の判断は素晴らしいものでした。

また、杏との再会シュミレーション中に出会ったカメラマンの菊島。彼も頭痛を訴えており、緊急搬送されてきました。体内にある金属のためアーチファクトという画像の乱れがあり、原因特定ができず、さらに造影剤のアレルギーもあるため対処法もないという状況。さら容体も悪化というハラハラする展開でした。

菊島の検査シーン、専門学校卒業したての広瀬が初めて担当することになり、菊島が投げかけた「リラックスするのは君の方じゃない?いい写真頼みますよ。」の言葉はまさにその通りでしたが、「いい写真撮らせてください」と少しずつ業務に慣れていく様子が丁寧に描写されていて、広瀬の成長もこのドラマの一つの楽しみになりそうな予感です。

また、みんながどうすべきかと頭を悩ます中で、唯織も何やら考えこんでおり、何か思いついたのかと期待したところで、杏に昔太っていたとカミングアウトする唯織はさすがでした(笑)

唯織の頭の中は杏のことでいっぱい。本当、なかなか掴めないキャラクターですが、きっとこれからどんどん唯織のペースにはめられてしまうんだろうなと思いました(笑)

世界中を飛び回るカメラマン菊島が本当に撮りたかったのは星ではなく、娘の結婚写真だったというのも感動的なストーリーでした。

母が亡くなった時も撮影のために海外に行っており、それが原因で不仲になってしまった父と娘が、本音の部分を知ったことで絆を取り戻すというところも感動的でした。注意されながらも患者に入れ込む広瀬もいい意味で新人らしくて、広瀬のおかげで患者とその家族の精神的な部分も救え良かったと思います。

また、見えるものだけが世界の全てではないと話す菊島のこの言葉が印象的でした。唯織もこの言葉や院長の湿布をきっかけにヒントをもらったようでした。

院内では菊島を転院させる動きがある中、杏は目の前の患者を見捨てるわけにはいかないと造影剤を使った検査を決断しました。今回はぶっきらぼうな様子が多かった杏ですが、医師としての信念を感じられたシーンでした。

薬一つで治った、先生は素晴らしいと菊島は話し、バスの運転手も医師に大いに感謝していました。やはり表舞台に立つ医師たちが有難がられるのがこの世界なのかもしれません。

個性的なメンバーが集まるラジエーションハウス。医師免許を持ちながらも、世界一のカメラマンとして杏をお手伝いをするためだけに、放射線技師の道を選んだ唯織。目には見えない体の中を映し出す病の写真家、放射線技師という縁の下の力持ちのような存在が、どのようなストーリーを見せてくれるのか、今後も楽しみです。

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