【リッチマン、プアウーマン】第1話の感想・ネタバレ/革命を起こす若きIT社長と内定ゼロのガリ勉女をつなぐ「澤木千尋」とは…

リッチマン、プアウーマン

資産250億の男と就職難民女の最低最悪の出会い

放送日:2020.7.6

日向徹(小栗旬)は、29歳にして時価総額3000億円とも言われるIT企業「NEXT INNOVATION」を率いる注目の若手社長。日向に可能性を感じた朝比奈恒介(井浦新)が会社設立を持ちかけて、8年前に大学が開放した古い学生会館の一室から会社をスタート。瞬く間に成功を収めた。

一方、澤木千尋(石原さとみ)は、東京大学理学部という学歴ながら就職が決まらず面接に奔走する日々を送っていた。そんなある日、面接に向かう途中で、「NEXT INNOVATION」が入る高層ビルが目に止まった。ハイセンスな職場と、そこで働くオシャレな人々。就活用のスーツに履き古しのローヒール姿の自分とは何かが違う、とため息をもらす。

そのころ、日向は朝比奈と取締役の山上芳行(佐野史郎)を前に、戸籍をインターネット上で管理するシステムを作る計画を明かした。日向は、国が着手する前に自分たちがやるんだと意気込むが、山上は、初期投資だけで会社の金が吹き飛んでしまうと難色を示す。

数日後、千尋は「NEXT INNOVATION」の会社説明会にやってくる。学生で埋め尽くされた会場の最前列に千尋が座ると、ステージに日向が現れた。そんな日向を舞台袖から朝比奈が見守っていると、朝比奈の妹の燿子(相武紗季)も様子を見に来る。

日向は、自分の話を終えると、学生に質問を始めた。最前列の端から指名する中、ついに千尋の番になった。いきなり内定数を聞かれた千尋は、正直にゼロだと明かした。すると日向は、東大卒でも内定がもらえない時代なのか、それとも千尋によっぽどの欠陥があるのかと、千尋を値踏みするように見て・・・。

FODプレミアムより

リッチマン、プアウーマン第1話 感想 ※ネタバレ注意

ネクストイノベーション、時価総額3000億円のIT企業。社長は若くして総資産250億円と言われる日向徹。副社長の朝比奈と8年前に立ち上げ、急成長を遂げています。冒頭からTHE社長気質、やり手な日向。日向の成功をそのまま表しているようなオシャレなオフィスも今時のIT企業ってこんな感じなのかと感じさせる素敵なものでした。

日向は戸籍をインターネット上で管理するシステム、パーソナルファイルを作り出そうとしています。初期投資だけで資金不足になると難色を示す取締役の山上に、日向はあなたがいた会社だったらやらないだろうね、でも僕らはやるんだと強気でした。こういう思い切りの良さというか、人がやらないことに手を出すことが、成功への道なんでしょうね。朝比奈もわくわくすると話し、山上も賛成する形となります。

日向は人の名前が覚えられない、心因性認識不全症候群という病気なんだと朝比奈は話します。そんな日向は「澤木千尋」という人物をネットで必死に検索していました。人の名前がなかなか覚えられない日向が探すこの澤木千尋とはどんな人物、どんな関係なのでしょうか。すごく気になる展開です。

一方、東京大学の理学部という高学歴にも関わらず、内定ゼロに苦しむ就活真っ只中の女の子。後に日向に澤木千尋と名乗るこの女の子。マニュアル通りに頑張っているはずなのに成果に繋がらず、思い悩んでいます。

就活の苦しさ、内定ゼロの辛さ、本当によく分かります。不採用の通知は自分を否定されるような気になりますよね‥。そんな中、実家から送られてきた荷物の中には兄からのお小遣いが。そのお小遣いで就活用の靴を新しく買い替え、気持ちを新たに、日向が社長を務めるネクストイノベーションの説明会へと向かいます。

パソコンに向かう日向は、澤木千尋に宛ててメールを送ろうとしています。その文面には私の母親では?と記されていますが、澤木千尋からの返信は全く無い様子。母親の面影を思い返しながら何度も何度もクリックする日向には、寂しさの影があり、切なくなりました。幼い頃に離れた母を今も探しており、そのための戸籍を管理するという新事業を目指しているのかなとも思えました。

ネクストイノベーションの説明会。日向は高圧的とも取れる態度で質問をしていき、いきなり千尋に内定数や大学名を問います。内定がゼロだと答えた千尋に対し、よほどの欠陥があるのではと言い放つ日向。そして、会場に向かって、内定が一つもない人は出ていくように言い出すのです。日向は今のこの時期に内定がないなんて優秀ではない、会社説明会を遅らせているのはそういったコストを省くためだと言います。確かにこの方法は、優秀な人材をより正確により早く集められるのかも知れません。反感はかなり買いそうですが‥。

去ろうとする千尋に、日本の教育の失敗例、犠牲者だと言い放つ日向。千尋は覚えてきたネクストイノベーションの沿革や業績を話し始め、一人一人をしっかり見てほしいと食い下がります。反骨心はいい、理学部さんと吐き捨てるように言われ、私の名前は澤木千尋ですと名前を名乗る千尋。日向は一瞬驚いた顔をしましたが、深く追及することはありませんでした。

新事業のパーソナルファイルで国の事業に食い込むには、総務省がとっかかりになると話す日向、朝比奈、山上の3人。総務省の藤川という真面目でお堅い女性と馬が合わない日向は、藤川が気に入りそうな女に仕事を任せたいと考えます。そして思い浮かんだのは‥。

ネクストイノベーションに呼び出された千尋。名前を覚えないことで有名な日向が千尋の名前を覚えていることに社員みんなが驚きました。確かに、安岡だってあんなにアピールしているのに一向に覚えてもらえる気配がなく‥(笑)なのに突然現れた千尋の名前をあんなにも当たり前に呼ぶなんてびっくりしても当然ですね。

会社設立時、オフィスの壁に「今ここにない未来は自分で創る」と書いた日向に対し、「お前ならできる!」と朝比奈は書きました。これが日向を突き動かす魔法の言葉なんだと2人は話します。2人が強固な信頼関係にあること、絆の強さを表す印象的なシーンでした。

与えられた48時間の中で資料を読み込み、藤川に気に入られるようにと命じる日向に対し、負けん気で暗記する千尋。そして、「完璧です!偏差値75を舐めないでください」とやってきた千尋に、日向は指示された仕事のその先までできて完璧だというんだと返しました。上司が言いそうな言葉‥(笑)まさに日向は上に立つ人間だなと思い知らされます。そして、冴えないスーツ姿の千尋を素敵に変身させ、会食会場へ。怖気付く千尋に日向はお前ならできると声をかけました。

藤川に気に入られ、さらに名前を覚えられない日向のアシストまでこなす千尋に朝比奈は使えるかもと好感触。しかし無事会食を終えれそうなその時、千尋は消えた年金記録について触れてしまいます。藤川は以前、社会保険庁に在籍しておりその問題にも関わっていたそう。日向は余計なことをしたと激怒し、千尋は泣いてしまいます。

その後、車を走らせる日向ですが、千尋の就活用の靴が忘れられていることに気がつき、少しは褒めてやるかと引き返します。日向のちょっとした優しさが見れるシーンです。しかし、引き返すとそこには楽しそうに話す朝比奈と千尋の姿が。日向は声をかけることもなく帰ってしまいます。日向のプライドの高さゆえなのでしょうか、あんなに怒ってしまった後だったので気まずさもあったと思います。

千尋を食事へと誘う朝比奈は、一つ聞いてもいいかと質問をします。そして、君は一体誰なんだ、澤木千尋じゃない。と調査報告書を見せました。一気に緊張感が走ります。千尋はどうせ名前を覚えないんだからと答えますが、朝比奈は日向は何故その名前にこだわるのかと続けて問うのでした。朝比奈も執拗に澤木千尋のことを気にしているようでした。

千尋の忘れた靴をポイっと後部座席に投げ、スピードを上げる日向。ドキドキする展開であっという間に見終えてしまいました。次回はどんな展開が待っているのか、日向と千尋の関係がどう進んでいくのかも気になります。

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