弁護士の史朗の日課は夕食作り。バランスのいい料理が並ぶ食卓をともに囲むのは美容師の賢二。シロさん、ケンジと呼び合うカップルの今夜のメニューは?
ある朝、史朗が置き忘れたスマホに、女性からメッセージが届いたのを偶然見てしまった賢二。「いつもの場所で待ってます」...もしや彼女!?
久々に実家へ帰る史朗。両親は、賢二との関係を受け入れてくれているが、どこか不自然。史朗は、そのなんとも言えない気持ちを賢二に打ち明けられない。
史朗の父の手術前夜、賢二は史朗に、史朗の母へとミニタオルのプレゼントを渡す。翌日、史朗は母にそれを渡すが、賢二からだと伝えるのをためらう。
史朗の母は彼の将来を案じ、今後の話をしたいと年末に帰省するよう言う。史朗は「帰りたくない」と賢二にこぼすが、賢二は真顔で「ぜいたくだ」と返す。
小日向からのお誘い攻撃に悩む史朗。そんな時、事務所で女性の司法修習生を指導することに。賢二は、史朗が修習生に迫られるのではとヤキモキする。
小日向&航カップルと2対2の食事会。史朗に友達同士の食事会に初めて連れてきてもらった賢二は上機嫌で、翌日も、風邪で寝込む史朗を楽しげに世話する。
賢二の友達の同性カップルとの食事会に誘われた史朗。店は男女カップルだらけで、周囲の目を気にする史朗は、初対面の2人を冷たくあしらってしまう。
同期の結婚パーティーに出席した史朗は、自分を独身と知った周囲の女性たちからの猛アピールに困惑。その頃、賢二は居酒屋で三宅の悩みを聞いていた。
三宅が、妻のために美容室の2階をエステルームに改装したいという。三宅の浮気問題が心配な賢二はホッとするが、ほのぼのした空気は長続きせず...。
実家に帰った史朗は、正月に賢二を連れてくるよう母に言われる。帰宅後、史朗はクリスマスに小日向、航を招いて4人で過ごそうと賢二に提案する。
史朗の実家に行く日を迎え、賢二はとにかく落ち着かない。史朗も実家に着くとさすがに顔がこわばり、しかも賢二と父がひょんなことで2人きりになる。