【ただ離婚してないだけ】第11話の感想・ネタバレ/柿野家と佐野、それぞれの天国と地獄

ただ離婚してないだけ 第11話

ただ離婚してないだけ第11話 感想 ※ネタバレ注意

監禁していた佐野が逃げ出し、絶望の中の正隆は、死ぬかと雪映に呟きますが、雪映は「3人で生きていくって決めた」と返します。あの状況じゃもう終わりだと感じても仕方ないと思ったのですが、雪映はこんな状況になろうともまだ諦めてなどおらず、善悪なんて考えられなくなるほどに辿り着くはずだった幸せな未来に執着しているように見えました。

「この先何が待っていても生きよう。」と腹を括った正隆は雪映と共に新婚旅行という名の逃亡へ。今が1番幸せだと話す雪映の表情は本当に穏やかで幸せそうに見え、あんな壮絶な現実が背景にあるなんて思えないほどでした。正隆とただ並んで海を歩き、美味しいものを食べる。今までこんな何気ない毎日ですらも遠かった2人だからこその感情なのかも知れません。

一方で、逃げ出した佐野は仁科に捕まり、せっかく逃げたのに更なる絶望が待ち受けていました。街をタンクトップとオムツ姿で笑いながら走り抜ける佐野には、やっと地獄から抜け出し自由を手にしたという喜びを全面に感じたはずなのに、直後に待ち受ける痛々しくて見るのも辛い拷問‥。こんなことなら柿野宅に居た方が天国だったんじゃないかと思ってしまいました。

人を殺すことに何とも思わない仁科と犯した罪に苦しみ続ける正隆の2人は対照的。どう考えても仁科の方がまともな人間じゃありません‥。そして、佐野役の深水さんの演技は本当に素晴らしく、役作りで体重を17キロも落としたと聞き、さらに感心させられました。

旅行先で佐野が死んだことを知り、安堵した正隆たち。しかし、仁科の手には証拠のSDカードが既に渡っており、またも苦しめられる展開を予感させされます。佐野って本当に死んだんですよね?仁科が名刺で信じた警察をバカにするシーンや、服を着て死んでいたとニュースにあったので、なんか違和感があったのですが‥。だけど仁科がそんな細工をわざわざする必要もないのかな‥。

自宅に戻った正隆たちは、庭を眺め、「生き直すんだ、ここから」と話します。久しぶに会った菜穂から「本当に夫婦みたい。」と言われ、「当たり前でしょ。夫婦なんだから。」と返す雪映。あんなことがあったからこそ向き合えた夫婦だけど、きっとあんなこもなくたって向き合えたはず‥。そう思うと本当に切ないです。絶対に幸せにして下さいとも念押しされた正隆は、本当に雪映を幸せにすることが出来るのでしょうか。

萌がいなくなって184日。新しい仕事も決まり運がひらけてきたなんて話す2人。しかし、萌の弟の創甫だけはあの時から時間が止まっているようでした。刃物を持って正隆に襲いかかり、現行犯逮捕された創甫。「姉ちゃんを返せ」と言う創甫の表情には胸を打たれました。正隆にもその気持ちは確実に伝わり、萌の死を無かったことにしていることに揺らいでいるようにも見えました。

そしてついに仁科が正隆の家へと。柿野にこれまで以上の地獄を見ることになると息巻いていた仁科は一億を請求。写真を見せつけられ、後日呼び出される正隆。あの仁科に目をつけられたらもう終わったんじゃないか‥。項垂れる正隆の髪を撫でる雪映の顔は諦めの表情にも見えましたが、発せられた一言は全く別物でした。

「殺そう、受け渡しの時に。」

ここまできたら後戻りなんて出来ないのか。正隆はさらなる絶望に首を振りましたが、こうなってしまったら仁科を殺すという選択肢しかないようにも思います。自首して罪を償えば、雪映と人生を生きていくことはまだできると思うのですが、池崎の言うようにやはり社会は一度堕ちた人間を許さないでしょうか‥。

「何度も思い出す。始まりのあの夜のことを。何度も何度も。なぜあんなことになってしまったのか。俺は孤独だった。もう2度と辛い目に遭いたくなかった、それだけだった。それだけだったのに。」

次週、最終話。正隆はどう動くのか。ついに決断の時がやってきます。

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