【タリオ 復讐代行の2人】第5話の感想・ネタバレ/25年前の妻の殺害事件、依頼主は犯人を知り絶望のなか息を引き取る

タリオ 復讐代行の2人

放送日:2020.11.6

白沢真実(浜辺美波)と黒岩賢介(岡田将生)の元を訪れた依頼者は、会社経営者の古沢順三郎(伊武雅刀)。古沢は医者から余命半年の宣告を受けていた。

古沢はかつて強欲な経営者だったが、妻・奈津子は心優しく、皆から慕われていた。だが25年前、奈津子は刺殺されてしまった。古沢は時効になってしまった犯人を探し出してほしいと言う。

真実と黒岩は古沢の下で働く織江(中山忍)と、元同僚の美佐子(浅香唯)に話を聞く。

番組HPより

タリオ 復讐代行の2人第5話 感想 ※ネタバレ注意

今回、黒岩のもとに来たのは、会社経営者の古沢順三郎。余命半年だと宣告され、25年前に強盗に殺された妻、奈津子の復讐をしたいと話します。時効が撤廃される前のこの事件、自らの手で犯人をと考えているようでした。こんな真剣なシーンでも鼻血を止めるために鼻栓をしていたり、それがコーヒーに浸かってしまったりとコミカルさも織り交ぜるのがこのドラマの良さでもあるなと思いながら見進めました(笑)

2人は古沢が自伝を書くと偽り、事件を担当した元刑事の木戸を訪ねると、亡くなった妻の手帳にはT2の文字が残されていたと聞きます。そこで、耳に片方だけのイアリングをつけていた遺体の写真に真実は違和感を感じます。

真実と黒岩は古沢の下で秘書として働く織江に話を聞くことに。社長室で薬を飲むためのアルコールを冷蔵庫にお茶と偽り隠していた古沢。きっと古沢の身体を心配してだとは思いますが、織江はそれを捨てています(笑)織江の様子から余命は本当なのか、古沢の織江に対する態度もひどいと話す真実。

余命を言い渡された人間に普段通り接したり、事件後、高待遇で雇雇われていた織江に引け目を感じさせないように厳しく当たったり‥。黒岩はそれが人間の本当の優しさだと語ります。このシーンはなんだか印象的で、黒岩は不真面目に見えていつも確信をつくなと感じさせられました。

続いて、2人は元同僚の美佐子を訪ねます。手帳のT2が示すのは田所という男だと話す美佐子。なかなか見つからないのではと危惧する2人でしたが、簡単に見つかる田所(笑)大々的に自分の写真を会社の看板に使っているのを見て、こういうことする人苦手だと真実は言いました。すると次のシーンでは名刺にまで顔写真を使う田所が出てきます(笑)自己アピールが凄いですね(笑)机に置かれた名刺をきっちり揃える真実はやはり父からの教えを忠実に守っていました。

美佐子は田所の会社を手伝いに行った際、機械を操作ミスして壊してしまい、多額の請求を受けました。それを法外な金を奪い取るためにわざとミスさせたのではと黒岩は迫ります。そして、資金繰りに困っていた田所が奈津子を殺しお金を奪ったのではと考えます。しかし、田所は事件の翌日お金がポストに入っていたのだと主張するのです。言い訳するならもっとまともなのがあったはずだと2人は田所の言い分を信じることにします。

片方だけのイアリング。この謎が解決していないと真実は言います。しかし、昔の写真の中の織江が同じイアリングをしているのを見て、真実は全てを悟ったようでした。

事件当時、眼鏡を壊し視界の悪かった織江。奈津子のブローチを手に取り素敵だな思っているところに奈津子がやってきます。奈津子に盗もうとしていると思われ、慕っていた奈津子にそんな風に思われるなんてと自暴自棄になった織江が刺してしまったというのが事件の真相でした。亡くなった奈津子は、織江を庇うために落としていった片方のイアリングを自分につけたのではないかと真実は推測します。

長年、自分が犯人だと名乗り出れなかった織江に古沢を愛していたのではと黒岩は言いました。そして、古沢から犯人を見つけてほしいと頼まれたことを打ち明けます。本当に古沢のことを思っているのなら事件のことは墓場まで持って行って欲しいと真実は言いました。古沢がこのことを知ると悲しむことを真実は心配しているのだと思います。

黒岩は犯人は結局分からなかったと報告します。すると織江は高笑いをし、自分が犯人だと事実を語り出しました。突然の行動にびっくりしましたが、織江は古沢に恨みをはらさせるため、復讐心を満足させるためにわざと殺されようとしていたのです。

そこに織江の懺悔の気持ちが現れていたと思います。悪いのは全部私だから殺して欲しいと涙ながらに訴える織江。古沢は1番信頼していた相手の裏切りを知り、首を絞めようとしますが、殺せるはずもなく呆然としてしまいました。そして6日後に命を引き取ります。死ぬ間際の古沢の気持ちはどんなものだったのでしょうか。亡き妻を殺した犯人を見つけた喜びよりも、信頼していた織江が犯人だったことを知り、つらい結果になってしまったのかもしれません。何もしなければみんな幸せだったかもしれないと真実は思うのでした。

今回の事件はなんだか悲しさが後を引くお話だったと思います。自分の罪を打ち明けられないままに古沢に愛情を抱いてしまった織江も、献身的に寄り添ってくれた織江が妻を殺した犯人だったと知らされた古沢も、事実が明らかになったのに、誰一人として幸せな結末ではありません。

織江は、愛していた古沢が死ぬ間際まで亡き妻を奪った犯人に復讐したいという思いを知り、叶えてやりたいと思ったからこそ事実を打ち明ける気になったのかも知れません。だけど、妻を失った後、1番の信頼を置いていた人が犯人だったなんて‥古沢を思うと胸が痛いです。

ラストシーンは毎回のように2020年11月19日。橘道三の死をニュースで見る真実のもとに、父の友人だという弁護士の鮫島から連絡が入ります。父のことで話しておかないといけないことがあるという鮫島。真実に何が打ち明けられるのかきになる展開です。

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