【隣の家族は青く見える】第10話の感想・ネタバレ/それぞれのハッピーエンド

隣の家族は青く見える第10話 感想 ※ネタバレ注意

流産のショックから家を飛び出した奈々は実家へと。奈々の母から連絡を受け、駆けつけた大器に奈々は別れを切り出しました。

「治療を続ける自信がなくなった。だいちゃんに赤ちゃんを抱かせてあげられない。一緒にいる意味がない。」長い不妊治療でようやく授かったと思ったのに、消えてしまった命。辛い道のりに、ようやく光が差したと思ったらまた、出口の見えないトンネルへと引き戻され、もう頑張れないかもと思ってしまう奈々の気持ちはすごくわかります。そして、子供を望む大器のことを考えると、別れるしかないと思う気持ちも。

「俺はどこに行ったの?奈々の未来に俺は入ってないの?」と食い下がりますが、左手薬指からは結婚指輪も外されており、奈々の決意を見せつけられ、大器はなす術がありませんでしたね。聡子が大器に言っていましたが、愛し合っているからこそ、望んでいる子どもなのにそのことで別れてしまうのは本末転倒で、すごく悲しく思えます。

朔は高卒認定試験に無事合格。渉の提案で2人はパートナーシップ宣誓書を。試験に挑み、渉に相応しい人にと朔は努力していましたが、渉こそ朔のおかげで一歩踏み出せたような気がします。渉の母親とも仲良くなった朔はさすが朔。人の懐に入るのが上手いのは、朔が誰に対しても本音でぶつかることが出来るからなのかもしれません。

離婚かと思われた小宮山家も、無事円満となり安心しました。深雪と真一郎って意外とラブラブだったのかもって思えるほど(笑)ダンスをこっそり見に行ったり、苦労したり失敗したりすることも優香の人生にとっては大切なことかも知れないと話す深雪には本当に子供のこと1番に考えているんだろうなと感じました。そして牧師風の真一郎には笑っちゃいましたね(笑)

また、ちひろたち家族もいい関係だなと思わせてくれました。キスくらい遠慮なくしていいよという亮太は大人顔負けな感じで(笑)

ちょっと前まではキスの瞬間を見られそうになったら亮司がちひろを突き飛ばしていたのに、最終話となると立場逆転していて、ちひろの中に亮太に対する母親としての気持ちが少しずつ芽生えているんだろうなと感じました。そして、きっとちひろなら母というよりは、1人と1人の人間として亮太といい関係が築いていけるのではないかと思いました。

ラストで亮太の計画でのサプライズのお祝いは心温まりましたね。ちひろと亮太のために遺言まで用意した亮司も、亮司なりに2人のことを考えた優しさの表れだったと思います。

聡子が奈々を訪ねたシーンは何より印象的でした。「辛い思いすればいい。妻が辛い思いしている時は夫も一緒に辛い思いするべき。嬉しいこと楽しいことは誰とでも共有できるけど、辛いこと悲しいことは、1番大事な相手としか共有できないんじゃないの?辛くても悲しくても、悩んでも苦しんでも2人で、一緒に生きていこうって約束したのが夫婦なんじゃないの?それが結婚ってもんなんじゃないの?」聡子のこの言葉は一つ一つが心に響きました。聡子は随所随所で要になるようなことを教えてくれる気がします。

無事、奈々は大器の元に帰り、子供を授かることも奇跡だが、一生一緒にいたいと思えるパートナーと出会えたことが奇跡なんだと改めて感じたと話しました。子供のいない人生は耐えられるけど、奈々がいない人生は耐えられないと話す大器の言葉は感動的で、2人きりの人生だとしても子供を避ける生き方はしたくないと話す奈々もまた、素敵な女性だと感じました。

4組の家族が隣り合って住むコーポラティブハウス。初めはどうなることかと思いましたが、みんながいいバランスで関わり、支え合い素敵な空間になっていったと思います。そして、不妊治療を経て、奈々たち夫婦はより一層絆を強めていましたね。

ないものねだりで、隣の家族が羨ましく見えること誰しも経験あることなのかも知れませんが、そこで気がつくのは自分たちも十分羨ましがられる要素があるんだと言うことなのかもしれません。奈々たちがドラマの中で授かることはなかったですが、そこがまた不妊治療のリアルな姿に思えました。だけど、授かれないことかバッドエンドではなく、奈々たち夫婦はさらにいい関係を築き、確実なハッピーエンドでした。

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